この記事をまとめると
■デコトラとはド派手な飾りやペイントでアートアップを施したトラック
「ちょんまげ」「月光仮面」「墜落」「ガッチャマン」! 携帯電話もSNSもない時代のトラック乗りが使っていた「無線用語」が謎すぎる!!
■運送業だけでなく、さまざまな職業の人がデコトラのあるカーライフを楽しんでいる
■今回はオーナーの松川 博さんにお話をうかがった
デコトラオーナーを直撃!
“デコトラ”と言えば、ド派手な飾りとペイントでアートアップを施したトラック。と想像できるハズだ。そんなデコトラを所有するオーナーはどんな人なのかご存じだろうか? 「イカツイ」「コワい」という先入観は間違いだとキッパリ言える。運送業だけではなく、いろいろな職業の人がデコトラのあるカーライフを楽しんでいるのも事実。今回は北海道の有名デコトラオーナーの意外な事実を紹介しよう。
今回の主人公は、北海道音更町で農場を経営する松川 博さん。松川農園は小麦、ビート、大豆、小豆、金時を栽培、出荷している。作付面積は68haと農業の盛んな音更町にあっても、大きな規模の農場を切り盛りしている。
松川さんは同時にデコトラ愛好家クラブ「羽衣会」にも所属。愛車の「北龍丸」は35年以上前に全国的に流行した、第2次デコトラブーム最中のご当地北海道仕様の面影を残す、電飾バリバリのデコトラ。同業者やアートクラブの仲間も、あそこまで飾ったデコトラで仕事をこなすのは凄い、と一目置く存在だ。
運送会社のトラックドライバーでもない松川さんがトラックを飾る理由は、「デコトラが好きだから」。第2次デコトラブーム当時、地元の有名なトラックや映画『トラック野郎』の影響を受け、農作業で使っていた2トン車を飾り始めた。アートクラブ羽衣会に入会したのは35年ほど前。その当時の愛車だった2トン車の初代北龍丸も過激な飾りですぐに有名車の仲間入りを果たした。それ以来、自社の農場で使うトラックを飾り続け、現在は6台のデコトラを所有する猛者なのだ。
親子でデコトラを楽しんでいる
コンプライアンスが強化された昨今、流通を担う輸送会社のトラックを飾り上げるのは厳しい時代。そういった業務に従事するトラックは、派手さを抑えた飾りの手法を採用し「仕事車アート」と呼ばれるカスタムカテゴリーを確立。しかし、松川さんのド派手な北龍丸は自社農場のビートの肥料を自社倉庫に輸送するのに使用するなど、誰に迷惑をかけるわけでもない“自社便”なのでフルアートのカスタムを満喫できる、というワケなのだ。
北龍丸のベースは日産ディーゼル(現UDトラックス)のコンドル4トン車。ベース車両の面影を残さないほどステンレス製のアートパーツで飾り上げている。
トラックのキャビン屋根に載るアートパーツは“シートデッキ”というモノ。日除けが進化した“フロントバイザー”は空高い獲物を狙撃するような”ロケット”を搭載。ビッグスケールの“ミラーステー”と“フロントバンパー”に見える白い菱形模様は、内部に電飾をインストールして光るギミックを採用。
撮影日は、肥料用の1袋500kgもあるフレコンパックを数個積載していた荷台もステンレス板で化粧し、リヤには華やかなペイントまで描いたゴージャスな特別仕様だ。
松川家の長男、翔太さんも松川農園の仕事に携わりつつ、2トン車の三菱ふそうキャンターでデコトラのあるカーライフを楽しんでいる。父親の博さんも憧れた、北の名車「大吼丸」のシートデッキを受け継いで装着したという、じつに貴重な1台だ。当時の雰囲気を継承するため、ふそうFKのグリル&ヘッドライトを移植。さらに往年の北海道アートを連想させる巨大なV字マーカーが圧巻だ。
今回自慢のデコトラ北龍丸を紹介してくれた松川さん親子。父親の博さんは松川農園を引き継ぐ3代目。松川さんにとって、トラックは幼い頃から身近にあった乗りものであり、仕事の道具だ。
35年程前にデコトラの魅力に憑りつかれて以来、親子そろって農業に勤しみアートを楽しむ趣味人であった。
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みんなのコメント
先入観もなにも誰でも第一印象は「見た目」だよ。こんなトラックは全身タトゥーみたいなもので、普通に生活してる人には高圧的な威嚇や示威行為にしか感じないから避けて走るでしょう。
「オーナーの素顔??」そんなの知らんがな。