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【あえてクルマで行きたい】ラグジュアリーでプライベート性を追求した隠れ家「ふふ 熱海 /木の間の月(静岡県熱海市)」

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【あえてクルマで行きたい】ラグジュアリーでプライベート性を追求した隠れ家「ふふ 熱海 /木の間の月(静岡県熱海市)」

カーリースやレンタカーなどクルマを所有せずに利用する方法は過去からあったが、ここ最近ではカーシェアやサブスクなどの新たな利用形態も増えてより身近になった。そんな、運転免許さえ持っていれば誰でもドライブに行ける今だからこそ、あえてクルマで行きたい場所がある。今回は静岡県熱海市にある「ふふ 熱海/木の間の月」に行ってみた。(Motor Magazine 2022年5月号より)

6室だけの隠れ家的ラグジュアリーリゾート
誰にも邪魔されず湯を存分に味わい、移ろいゆく時を楽しみながら部屋にこもってのんびりと過ごす・・・。近年はそんなステイが楽しめる客室露天風呂付きの旅館やホテルもずいぶんと多くなってきたが、その先駆けとなった宿といえば「ふふ 熱海」である。

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開放的な客室露天風呂と豪華なバスルームを備えた客室に、スタッフとの接点を極力抑えるといった対応、そして公共のダイニングでもプライベート感を大切にした空間にこだわるなど、まさに「おこもり」が楽しめる宿として、いまなお高い人気を誇っている。

その「ふふ 熱海」に新たな魅力が加わった。同じ熱海の初川沿いに建つ別邸の「木の間の月」だ。「ふふ 熱海」の魅力であるプライベート性をさらに追及した、滞在型のスモールラグジュアリーリゾートである。

建物は3階建てで、客室はたったの6室。すべてに緑や木漏れ陽、風を感じることができるようプライベートガーデンテラスを備え、源泉かけ流しの露天風呂が付く。

もともと「ふふ」シリーズは、その地の自然や文化を意識した非日常感たっぷりの空間デザインに目を見張るものがあるが、それはここも同様。とくに月をテーマにしていることもあるのだろう。光の演出が魅力的だ。館内に飾られた花やアートは、月明かりのようなやわらかな照明で照らされ、心を和ます。月が顔をだしていない時でも月明かりのような優しく艶やかな光にこだわっているのだ。

客室のタイプは最上階にある2室の「ふふラグジュアリープレミアムスイート」を筆頭に、2階には1室の「プレミアムコーナースイート」、3室の「プレシャススイート」があり、最大で174.3平方メートル、小さな部屋でも89平方メートルと広く、別荘で暮らすかのように過ごすことができる。室内はナチュラルな風合いで、やはり月夜を連想させるようなライティングが特徴だ。

最大の魅力はプライベートガーデン。約30種もの草木が直接植えられており、ライティングと相まって時の移ろいとともに表情が変化する。塀に囲まれているが、かえって青空が映え、そよぐ潮風や初川の川の音も感じられ、ゆったりとした寛ぎの時間が流れる。映し出される影や陽の光もまた優しく、実に心地よい。とても開放的、いや解放的な気分になれる空間なのだ。

ダイニングにまで徹底されているプライベート性
ダイニングは鮨割烹「海の悠波」が館内にあり、窓越しに景色を眺めながら自慢の日本料理と近海の魚介類を使った鮨を心ゆくまで堪能できる。さすが!と思うのは、そのプライバシー性へのこだわり。なんとカウンター席のチェアは、隣と目線が合わないよう仕切りのあるハイバックチェアが備わるほか、家族や仲間で食事を楽しめるカウンター付きの個室も用意されている。「ふふ」は著名
人らがお忍びで利用すると聞くが、それもそのはずであろう。

そこまで気を遣う必要のない人でも、「ふふ 熱海」と「木の間の月」で過ごすひと時は、自分だけの時間を感じることができる。この贅沢な空間で、心ゆくまで温泉や自分時間を楽しんでみてはいかがだろう。(文:小倉 修)

ふふ 熱海 /木の間の月
[ アルバム : ふふ 熱海 /木の間の月 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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