バーレーンで行なわれた3日間のF1プレシーズンテストを経て、アルピーヌは新車A524がシーズン序盤は苦戦すると考えている。しかしチーム代表のブルーノ・ファミンは、現実から目を背けてはいない。100戦で優勝を争えるようにするという彼らの計画が破棄された今、チームに望むのは絶え間ない改善だと、彼は語った。
「我々の今年の目標は、マシンを改善することで活力を生み出し、チームも改善することだ」
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そうファミン代表は語る。
「それはチーム全体のことであり、トラックサイドに関連することだけではない」
「それは最終的な結果やランキング、表彰台などの目標よりもずっと重要なことだ。私が本当に見据える必要があるのは、そのダイナミックさだ」
「マシンの現状は変わらない。重要なのは、チームやファクトリー、そしてトラックサイドと一緒にそれを開発していくことだ。誰もが改善を求めている」
アルピーヌは今年、大胆な一歩を踏み出す必要があると考え、マシンを大幅に刷新した。しかし、ファミン代表がテストでは”パフォーマンス”を追い求めなかったと示唆するように、初期の走行はあまり期待できるものではなかった。
ピエール・ガスリーはRTBFの取材に対し、アルピーヌが早い段階でどのようなポジションにいると予想しているのか聞かれ、「かなり遠いところからスタートしている」と語った。
アルピーヌが空力面での改善を必要としていたのは明らかだが、新車は重量オーバーで、最低重量制限をかなり上回る可能性があることも分かっている。
空力的にどれだけの向上があり、軽量化によってどれだけの効果があるのかと尋ねられたファミンは、次のように答えた。
「正確にはまだわからない。もっとよく分析してみよう」
「しかし重量は常にひとつのファクターだ。最低重量をオーバーしている時は、それを下回る必要がある。重量が少なければ、適切な場所にバラストを置ける。だから軽量化は常に挑戦なんだ」
ファミンは、アルピーヌが中団の集団内で戦えることを期待しているとしながらも、その真価が問われるのはバーレーンGPの週末になってからだと認めた。
「確かに学ぶことは多い。クルマは前から後ろまで新しいものだ。シャシーやサスペンション、エアロも違う」
「我々は前のマシンの弱点を改善したかった。来週(バーレーンGPで)その目標が達成できているかどうか確認しよう」
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