■「NAロードスター」にあった“Vスペ”を完全再現!
「人馬一体」の走りが楽しめることで、世代を超えて愛されているマツダ「ロードスター」。現在は4世代目となる「ND」型が販売中で、2024年1月中旬からは大幅改良が実施されたモデルが販売予定となっています。
そんなNDロードスターに初代ロードスター(ユーノス ロードスター・NA型)時代に人気を博した上級モデル「Vスペシャル」の要素を重ね合わせたのが、「東京オートサロン2024」のCABANA(カバナ)ブースに展示されていた「CABANA Racing ND Roadster」です。
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初代ロードスターに設定されたVスペシャルは、デビュー1周年となる1990年8月に追加されたグレードで、「ネオグリーン」のボディカラーとタンカラーの内装色を持ったブリティッシュな雰囲気満点の仕様。
1993年7月にマイナーチェンジを実施した際には、「Vスペシャル タイプII」も追加され、そちらにはタンカラーの幌も備わっていました。
NDロードスターにも前述した大幅改良のタイミングで「Vセレクション」というグレードが追加され、タンカラーの内装や幌が備わっていますが、初代のVスペシャルに比べるとタンカラーというよりベージュに近く、物足りなさを感じている人も多いかもしれません。
「カバナ」ブランドとして高品質の日本製カーシートカバーや車体へのフィルムラッピングを手掛けるトップセレクション(東京都墨田区)は、そんなNDロードスターを今回の東京オートサロンで展示しました。
カバナのNDロードスターには、初代ロードスターのVスペシャルを思わせるタンカラーのシートを装着し、ボディカラーも初代を思わせるネオグリーンとなっている点が最大の特徴です。
このシートはカバナが製作した専用品となっており、さらにネオグリーンのボディカラーも何とラッピングで表現しているそうで、希望すれば同じカラーでラッピングすることも可能なのだとか。
ボディの上からシートを貼付するというラッピングだと、どうしても耐久性が気になるところですが、青空駐車で2年前後(環境によって前後することがある)、車庫保管であれば5年程度は十分持つということ。
一般的にボディカラーの塗装変更を行うと、手放すときに査定額が下がることがありますが、それを気にせずにボディカラーを変更したいという人にはオススメと言えるかもしれません。
そのほか、カバナブースで展示されたデモカーには、初代Vスペシャルに装着されていたナルディ製ウッドステアリングを思わせるオリジナルステアリングやサイドブレーキレバーのほか、今後市販を検討しているというドアトリムやインパネ、センターコンソールなどのタンカラーでの張り替えなども実施。
まさに現代に蘇ったVスペシャルといったスタイルを実現していました。
デモカーということもあって走りの面のアップデートされており、足回りにはCHUHATSU製スプリングとビルシュタイン製ダンパーを装着し、ブレーキにはブレンボ製のキャリパー&ローターをインストール。
ホイールには17インチのBBS「RG-R」、タイヤはブリヂストン「ポテンザS007A」を装着し、見た目だけでなくロードスターらしい走りの楽しさも味わうことができる1台に仕上がっていました。
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みんなのコメント
→マツダが出した訳でもないのにマツダが出したかのようなミスリードするよね、常々日本語に不自由な人がタイトル付けてるなって思う。そもそもNDは「新型」じゃないだろ。
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