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新型レクサスLM登場! 日本導入も決定へ

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新型レクサスLM登場! 日本導入も決定へ

まずは4人乗りの豪華仕様から販売開始へ。

全長は5.0m超!

新型レクサスLMの注目すべき点とは? 新メカニズムを徹底解説!

4月18日、レクサスは、新型「LM」を発表、あわせて日本市場投入も明かされた。レクサスブランドのミニバンが日本国内で正規販売されるのは史上初だ。

新型LMは初代から数えて2代目だ。2020年に登場した先代モデルは、中国やアジア地域でのショーファードリブンMPV需要に対応するため開発された、トヨタ「アルファード」および「ヴェルファイア」の姉妹車だった。ちなみにLMの車名は“ラグジュアリームーバー(Luxury Mover)”を意味する。

ボディサイズは全長5125mm、全幅1890mm、全高1955mm、ホイールベース3000mm。エクステリアでは「RX」などにも採用された“スピンドルボディ”をフロントまわりに採用。ボディとフロントグリルが一体化したようなデザインが特徴だ。

レクサスによれば、「次世代レクサスデザインの目指す『機能的本質や動的性能に根差したプロポーションによる独自性の追求』をMPVパッケージにおいて表現した」と、謳う。

インテリでは、4座仕様に注目。専用の独立式リヤシートは電動調整式だ。レクサスとして初めてアームレストとオットマンをヒーター機能付きとした。格納式のテーブルは、タブレット端末やノートPCを操作出来る十分なサイズとした。

くわえて前席と後席のあいだにパーティションを設置。上部には昇降式スモークガラスも備える。下部には48インチの大型ディスプレイがあり、オンラインによるビジネスミーティング時などの使用を想定する。ディスプレイの下には冷蔵庫および収納スペースもある。

リヤシート専用の「温熱感IRマトリクスセンサー」をパーティション上部中央に設置。乗員の顔、胸、大腿、下腿の体温や周辺(窓、トリム、天井など)温度をもとに、リヤ用のエアコンやシートヒーターなどを一括コントロールする。

リヤ用エアコンやオーディオなどを設定するためのリヤマルチオペレーションパネルは脱着可能なタッチ式コントローラー。2列目シートのコンソールアームレストに2個装備する。

レクサス初採用の「リヤクライメートコンシェルジュ」はリヤシートのポジション、エアコン、サンシェード、照明などを統合制御。乗員に最適な車内環境実現をサポートする。任意で変更出来る車内イルミネーションは64色とした。

インパネまわりはシンプルなデザインとした。左右フロントシートの間には大型のセンターコンソールを設置する。インテリアカラーはホワイト基調とブラック基調を用意した。4座以外にも6/7座の3列シート仕様も選べる。

新型トヨタ・アルファードには、期待しかない!レクサスのミニバン「LM」の新型が4月18日に披露される。LMのベースであるトヨタ「アルファード」もフルモデルチェンジが囁かれている。はたしてこちらの新型はいかに? 小川フミオが考えた!パワートレインはハイブリッドのみ搭載するパワートレインは新型「クラウン・クロスオーバー」などが搭載する2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドシステムと2.5リッター直列4気筒ハイブリッドシステムの2種類。前者は高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレーン「eAxle」も搭載する。

足まわりにはリニアソレノイド式アクチュエーターと周波数感応バルブを併用した「周波数感応バルブ付きAVS(Adaptive Variable Suspension system)」をレクサス初採用。低周波から高周波までの幅広い領域できめ細かく減衰し振動を軽減する。

ドライブモードセレクトでは後席の快適性を重視した「Rear Comfort」モードも設定。AVSの減衰力特性は後席の乗り心地を優先しつつ、アクセルやブレーキを統合制御し、加減速時の姿勢変化がより少なくなるセッティングとした。

ボディ剛性を高めるべくラジエターサポートブレースやリヤ床下ブレースなどを設置。従来型と比べボディねじり剛性は約1.5倍アップした。アッパーボディやフロアに使う構造用接着剤も振動軽減に効果を発揮するという。

運転支援システムも大幅にアップデートされ、新型RXに続き「Lexus Safety System +」を搭載した。新しいドライバーモニター連携機能は、ドライバーの不適切な運転状態(脇見、漫然、居眠り)が要因の事故を低減するために、ドライバーの状態を確認し、システムが脇見や閉眼状態であると判断した場合、メーター表示やブザー音で注意喚起する。

「Lexus Teammate Advanced Drive(渋滞時支援)」は一部の高速道路・自動車専用道路をレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、およびレーントレーシングアシストを作動させての渋滞時(0~40km/h)、ドライバーが周囲の監視をしているなど一定の条件を満たしていると、システムが認知・判断・操作を支援し、ハンズオフ運転を実現する。

新型LMは2023年秋頃から日本でも販売開始予定で、当初は2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドシステム搭載の4人乗り仕様のみ。価格などは今後明かされる。

文と編集・稲垣邦康(GQ)

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