「ホンダは今後も“驚きと感動”をもたらすデザインを創出し続けていきます」(本田技術研究所 デザインセンター担当 南氏)
レッド・ドットは1955年に設立された、世界的に最も権威あるデザインに関する賞のひとつ。主催はドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター。プロダクトデザイン部門は51カテゴリーに分けられ、主に工業製品を対象に、デザインの革新性、機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査される。
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今回の受賞に際して本田技術研究所の常務執行役員でデザインセンターを担当する南俊叙氏はこのようにコメントしている。
「今年本田は創立75周年を迎えます。その記念すべき年に、モーターサイクル・オートモービル各領域において、レッド・ドット デザイン賞 プロダクトデザイン部門賞を受賞することができ大変うれしく思います。このような世界的なデザインアワードを4年連続で受賞することができたのは、常に人を中心としたホンダのものづくりへの想いが、商品を通じてダイレクトに伝わったからだと考えています。ホンダは今後もこの想いを引き継ぎながら、“驚きと感動”をもたらすデザインを創出し続けていきます」
●ホンダ デザインアワード受賞歴
【XL750 TRANSALP】
XL750 TRANSALPは「日常から世界一周までを叶える、新世代ジャストサイズオールラウンダー」をコンセプトとし、市街地から高速道路、峠道から未舗装路まで、オールラウンドで、雄大なスケールのロングツーリングを快適に楽しめるモデルを目指し、開発された。
●デザインの特長
親しみやすく頼れるタフなデザインをスタイリングコンセプトとし、冒険心を掻き立てるアドベンチャースタイルを追求。防風性能と空力性能を兼ね備えた、機能的な大型ウインドスクリーンを採用している。
【CB750 HORNET】
CB750 HORNETは「ワインディングを、都会を、颯爽と駆け抜けるパフォーマンスミドルスポーツ」を開発コンセプトとし、「755立方センチメートルエンジンによる迫力のダイナミズム」「軽快かつ安定した乗り味」「都市部での取り回し性」「充実の先進装備」を高次元にバランスさせた。
●デザインの特長
日常の街中用途から週末のレジャーライドといった幅広い使い勝手の中でワクワクを演出するために、軽量コンパクトな外観を追求しながら、しなやかな俊敏性と力強さを併せ持ったスポーツネイキッドスタイルを目指した。
【シビック e:HEV】
シビックe:HEVの開発コンセプトは「爽快スポーツe:HEV」。新開発となる2.0ℓ直噴エンジンと、進化したハイブリッドユニットを組み合わせたスポーツe:HEVによる、爽快な走りと環境性能の両立を実現したモデル。
●デザインの特長
広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流れるような美しいプロポーションを創出。サイドは、フロントフードからリヤエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、力強くも軽快な走りを予感させるデザインとした。
【シビック・タイプR】
シビック・タイプRは「Ultimate SPORT 2.0」をコンセプトに、スポーツモデルの本質的価値である「速さ」と官能に響く「ドライビングプレジャー」が両立する、究極のピュアスポーツ性能を目指して開発された。
●デザインの特長
ロー&ワイドを強調し、圧倒的な速さと美しさを兼ね備えたデザインを目指した。冷却性能向上のためグリル開口部を大きくするとともに、サイドシルガーニッシュやアルミダイキャストステーを採用したりやスポイラーなどで空力性能を追求しながらも、リヤフェンダーをボディと一体化したしたことで、流れるような美しいデザインに仕上げた。
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