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ゆるふわ系カスタムの三菱「デリカD:5」がコンテスト投票で受賞! 真冬のテント泊キャンプを楽しむ硬派なオーナーでした

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ゆるふわ系カスタムの三菱「デリカD:5」がコンテスト投票で受賞! 真冬のテント泊キャンプを楽しむ硬派なオーナーでした

TOYO TIRES FAN MEETINGで受賞したシンプルイズベストなデリカオーナーの正体とは!?

2023年12月9日に開催された「TOYO TIRES FAN MEETING IN FUKUOKA」にて、来場者投票によるコンテストが実施された。そこで、TOYO TIRESの代表的オフロードタイヤを履いた車両の中から1台だけに、「BEST CAR OF OPEN COUNTRY」賞が贈られたのだが、それを受賞したのがこちらの三菱「デリカD:5」だった。外観はシンプルだけど、うさぎの耳やぬいぐるみで、可愛いらしさが強調されたスタイル。デリカD:5特有のワイルド感をいい意味で打ち消す雰囲気が印象的だった。

三菱「デリカD:5」で生活が激変!「SNSにカスタムを上げたらインフルエンサーになっちゃいました」

ペットへの愛の深さをクルマで表現

「なんで自分が選ばれたのか分からない!(笑)」と、ご本人もビックリだった様子の三菱「デリカD:5」のオーナー、“いぬ”さん。ご自身はタレ耳のハットに犬マスク。展示中の愛車には、うさ耳やたくさんのぬいぐるみが飾られており、TOYO TIRESのタイヤ、オープンカントリーを装着した車両の中では、可愛らしさ全開で並んでいたのが印象的だった。

イベント展示中にルーフに付けられたうさ耳は、大切にしていたペット、うさぎの“みーくん”をイメージ。3年ほど前に保護して家族として一緒に過ごしていたが、天に召されてしまったそうだ。その悲しさを乗り越えるため、愛車のデリカD:5には、みーくんの代わりのぬいぐるみを連れて、走り回っている。

なお、いぬさんは「干支が犬なので、そのままSNSなどで“いぬ”と名乗るようになりました」とのこと。奥様によれば「視聴者はいつも10人ぐらいしかいません(笑)」と語る。実際、このイベントの最中も、いぬさんはずっとスマホを片手にインスタグラムで配信を続けていた。そのため、運転は奥様が担当することも多いのだとか。

それでも、イベントの最後にこんな素敵な賞を獲得できたことで、驚き以上の喜びが、いぬさんご夫妻だけではなく一緒に参加されていたご友人達からもあふれていたのは間違いない。

行きつけのお店が提案してくれた、質実剛健なシンプル仕様

車両のカスタムは、足まわりの変更とフロントバンパーを追加したのみ。車両を手がけるのは、福岡県北九州市にあるデリカ専門店、オートフラッグス。タイヤはもちろんTOYO TIRESのオープンカントリーで、ホイールはKMC。サスペンションはノーマルのままだが、リフトアップされたように見えるのは、お店のセンスの賜物だ。フロントバンパーも同店のオリジナル商品、GOQBUTOを使用している。

「車両のカスタムに関しては、お店にお任せしています。僕はあんな風にしたい! とイメージを伝えるだけです。でも、お店のスタッフさんに、あまりイジりすぎないでこれぐらいの方がいいよ、とお勧めされた結果、このスタイルで落ち着きました」

いぬさんに言わせれば、「並んでいた車両の中で、一番改造していなかったのになぜ?! 本当にびっくりです!!」とのことだったが、シンプルな美しさと展示中の可愛らしさが、たくさんの来場者の心を掴んだのだろう。

実は、冬キャンプが大好きなハードなアウトドア派

いぬさんご夫妻は、じつはアウトドアキャンプ好き。しかも、「真冬にテント泊をするのが大好き!」という、ハード系アウトドアファミリーだった。デリカD:5の前は、日産「セレナ」に乗っていたそうだが、雪山に行くことを考えるとやはり4輪駆動車が最適。それを最優先で考えた結果、このデリカD:5に辿りついたのだ。

「熊本地震の時に、僕は自分の仕事の関係で震災が起こったその日から現地入りして、救援隊をしていたんです。その時に知り合った人が、公園でテントを張っていたんですね。その方は、元々は趣味でキャンプを楽しんでいたらしいんですけど、その趣味が震災の時に役立ったって言ってて。そういう趣味ならばいいな、自分もやってみようと思ったのがきっかけでした」

お気に入りは大分県玖珠郡九重町方面。「この地域は、冬は雪深くなるので4駆が必須なんです」と、ご本人のゆるふわな雰囲気とは真逆の、正真正銘ハードな冬キャンプを、いぬさんご夫婦は「デリカD:5」とともに、愛兎みーくんの思いを乗せて楽しんでいるのだ。

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