「百花繚乱80’s」。4月5日に開幕するオートモビル・カウンシル2019に、国内自動車5ブランドが、この共通テーマのもと出展することを発表した。
80年代は、日本の自動車産業が隆盛を極めた時期。さまざまな個性やデザインを備えたクルマが各社から誕生し、景気上昇とも重なって自動車業界は大いに盛り上がった。
そうした輝かしいヘリテージがメーカーやブランドの垣根を越え、オートモビル・カウンシルに集まる。トヨタの掛け声のもと、それに賛同した日産、ホンダ、スバルが80年代を代表するモデル計7車種を出展する。
トヨタは“ピラーレス 4ドア ハードトップ”と低い車高が特徴の「トヨタ カリーナED」および国産初の量産ミッドシップ「トヨタ MR2」が、レクサスからは世界中の高級車開発にも大きな影響を与えた「レクサスLS400」が、日産からは、当時の最新技術を搭載した「日産 フェアレディZ Z32型」が出展される。
また、ホンダからは「トールボーイ スタイル」の先駆け「ホンダ シティ」のオープンモデル「ホンダ シティ・カブリオレ」が登場。スバルからは流麗なボディフォルムで話題を呼んだ「スバル アルシオーネ」とワゴンブームのきっかけとなった「スバル レガシィ ツーリングワゴン」が姿を見せる。
他にも、トヨタ自動車は、1980年代を象徴する“デートカー”や“ハイソカー”などと呼ばれたモデルの出展を行う。具体的には、ハイソカーの代名詞的存在の「トヨタ ソアラ MZ20型」やハイオーナーサルーンとして人気を集めた「トヨタ マークII GX71型」、「トヨタ スープラ MA70型」を新型スープラとともに展示する。
なお、オートモビル・カウンシル2019は、4月5日(金)から6日(日)にかけて千葉・幕張メッセで開催される。
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