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「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーに2年連続でトヨタ車が2モデル入る快挙。“もっといいクルマづくり”の成果!?

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「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーに2年連続でトヨタ車が2モデル入る快挙。“もっといいクルマづくり”の成果!?

2019年11月7日、「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の第一次選考会が行われ、「10ベストカー」が選出された。12月6日に最終選考会が開催され、この10台の中から「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が決定する。(タイトル写真は昨年の最終選考会のシーン)

国産車の巻き返しはあるのか!?
今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたのは、国産車13モデル、輸入車22モデルの計35モデル。その中から60名の選考委員が第一次選考として10モデルを選んだ。

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結果は下記のとおりだが、ここ数年、輸入車の勢いがある中、今回は国産車の6モデルが10ベストカーとなった。中でも注目はトヨタで、2モデルが選出されている。カローラ/カローラツーリングとRAV4だ。実はトヨタは昨年もカローラスポーツとクラウンの2モデルが10ベストカーに選出されている。このところの同社の“もっといいクルマづくり”の成果が出ていると言っていいだろう。

さらに軽自動車が3モデル入ったことも今回の特徴だ。ダイハツ、ニッサン/ミツビシ、ホンダの4メーカーによる3モデルだが、これからの日本車の勢力図を暗示している部分もありそうだ。

輸入車では一昨年、昨年と国産車を抑えてイヤーカーになったボルボは目立ったニューモデルがなく、今回は10ベストカーには選ばれなかった。選出されたのはBMWとメルセデス・ベンツの人気量販車が各1モデル、革新的EVのジャガー I-PACEと遊び心満載の本格オフローダーのジープ ラングラーとなっている。

さて、今後のスケジュールだが、11月26日に選考委員向けにこの10ベストカーの試乗会が富士スピードウェイで開催され、その後、イヤーカーを選ぶ投票を行う。そして12月6日の「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会」でイヤーカーと各部門賞などが発表されることになる。

2年連続でイヤーカーの栄冠は輸入車の頭上に輝いていたが、今年は国産車の巻き返しがなるのか。大いに注目されるところだ。

2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー
・ダイハツ タント/タントカスタム(ダイハツ工業株式会社)
・トヨタ カローラ/カローラツーリング(トヨタ自動車株式会社)
・トヨタ RAV4(トヨタ自動車株式会社)
・ニッサン デイズ ミツビシ eKクロス/eKワゴン(日産自動車株式会社/三菱自動車株式会社)
・ホンダ N-WGN/N-WGN Custom(本田技研工業株式会社)
・マツダ3(マツダ株式会社)
・BMW 3シリーズセダン(ビー・エム・ダブリュー株式会社)
・ジャガー I-PACE(ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社)
・ジープ ラングラー(FCAジャパン株式会社)
・メルセデス・ベンツ Aクラス/Aクラスセダン(メルセデス・ベンツ日本株式会社)
※順不同

[ アルバム : 2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー はオリジナルサイトでご覧ください ]

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