フォースインディアのCOOを務めるオットマー・サフナウアーは、チームに新たなオーナーが見つかったことで、F1を撤退していったケータハムやマノーのような末路を辿らずに済んだことに安堵していると認めた。
ハンガリーGPが開催されていた7月末、破産申請を行い新たなオーナーを求めていたフォースインディア。火曜日になり、チームの管財人とローレンス・ストロール率いる投資家コンソーシアムと合意に達したことが明らかになった。
破産申請のフォースインディア、ランス・ストロール父が率いる投資家連合が救済へ|F1ニュース
これにより、チームに支払い能力が戻ったことになる。チームの負債は全額返済され、チームスタッフ405名の雇用は維持。さらにチームへの投資として資金注入が行われることになるようだ。
かつてフォースインディアと同じように管財人の管理下に置かれ、買い手が見つからずF1から撤退していったチームは多くある。2014年末には、ケータハムとマルシャが破産。ケータハムは撤退し、マルシャはマノーと名前を変えて参戦を継続した。しかしそのマノーも、新車開発を進めながらも2016年末にチーム売却交渉がまとまらず、破産しチームが消滅している。
フォースインディアは2016年から2年連続でコンストラクターズランキング4位に輝いているチームであり、ケータハムやマルシャとは大きく状況が異なるが、サフナウアーは買い手が見つかるかどうか、不安に思っていたようだ。
「一旦管財人の管理下に置かれてしまえば、そのままそこから出られない可能性もあった」と、サフナウアーはmotorsport.comに語った。
「自分たちがどこに向かうのか分からないまま、チームのメンバーは全員、かなりの不安と恐怖を感じていた」
「このチームには未来があるということが分かっているのは、大きな救いだ。我々は、通常のF1チームとして、活動を継続することができる」
サフナウアーは、管財人がチームへ投資をする新しいオーナーを見つける上で、重要な役割を果たしたと考えられている。
新オーナーとなる投資家コンソーシアムには、カナダの大富豪でF1ドライバーであるランス・ストロールの父親であるローレンスの他、彼のビジネス・パートナーであるサイラス・チョウ、カナダの起業家やモナコでスポーツのマネジメント業を営む者、電気通信関係の投資家などが名を連ねている。
新オーナーたちが、チーム上層部の人事を変更する計画を立てているかどうかは不明だ。
過去11年に渡り、チームの共同オーナーをビジェイ・マリヤが務め、彼の代理としてボブ・ファーンリーが副チーム代表を担ってきた。サフナウアーは、自身やファーンリーが現在のポジションを維持できるかは分からないと述べた。
「近いうちに分かるだろう」
「まだそれが起こったばかりだ。私はまだ、新しいオーナーたちと”どうしたいか?”について話し合っていない」
ローレンス・ストロールは、息子のランスがウイリアムズからF1デビューを果たしたため、2017年からチームに資金援助を行ってきた。しかし、ストロール親子は今季パフォーマンスに苦しむウイリアムズからの離脱を検討しており、フォースインディアへと移籍する可能性が高いとみられている。
サフナウアーは、ドライバーの状況もチームスタッフが直面している状況と同じで、まだ何も分からないと話した。
「近い将来、これらの件について話し合いを行う予定だ。しかし、それは先を見据えてのことであり、後ろ向きではない」
なお、マリヤの管理下から離れたフォースインディアは、2019年からチーム名を変更する可能性が高い。
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