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シトロエンの最新デザインコードを採用した改良版C5エアクロスSUVが日本デビュー

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シトロエンの最新デザインコードを採用した改良版C5エアクロスSUVが日本デビュー

 Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年11月1日、シトロエン・ブランドの上級SUV「C5エアクロスSUV(C5 AIRCROSS SUV)」をマイナーチェンジし、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。

クロスオーバーモデルに変身した新型シトロエンC5の「C5 X」が日本発表。発売は本年10月1日を予告

■C5エアクロスSUV

C5エアクロスSUVシャイン:487万9000円

C5エアクロスSUVシャインBlueHDi:509万4000円

C5エアクロスSUVシャインパックBlueHDi:552万5000円

C5エアクロスSUV プラグインハイブリッド:637万6000円

 今回の改良は、シトロエンの最新デザインコードを採用するなどして、精悍さと躍動感をいっそう高めたことが特徴である。

 まずエクステリアでは、従来の丸みを帯びたフロントフェイスから、より直線的でモダンなデザインへと変更する。中央には独立タイプのダブルシェブロンを配備。その左右に向けてはピアノの鍵盤を思わせる縦型クロームのドットが走り、ヘッドライト内部の上下に伸びるデイタイムランニングライトへとスムースにつなげる。合わせてV字シェイプの新LEDシグネチャーヘッドライトを装備して、シトロエンファミリーの一員であることをいっそう明確化するとともに、精悍さをより強調した。また、フロントバンパー下部にあるエアインテークのグリッドは、シトロエンの象徴であるダブルシェブロンをモチーフとした造形で仕立て、ボトムにはスキッドプレート風の装飾を追加。さらに、フロントサイドのエアスクープとボディサイドのエアバンプにアクセントカラーを設定した。一方、リアのLEDコンビネーションランプは3D効果が際立つ立体感を強調したデザインに刷新。そして、ルーフはブラックのルーフレールと一体となるようなバイトーンで仕上げ、スタイリング全体を引き締める。シューズにダイヤモンドカットを施した新デザインの18インチアロイホイール(タイヤは225/55 R18サイズ)を組み込んで足もとの存在感を高めたことも、マイナーチェンジのトピックだ。ボディカラーはブランナクレ、グリプラチナム、ブルーエクリプス、ブランバンキーズ(受注生産)の全4色をラインアップしている。

 インテリアに関しては、すべてのシートに快適な座り心地を提供するシトロエン独自のアドバンストコンフォートシートを採用。ベースに低反発効果のある高密度ウレタンを配し、表層部に15mmの厚さで柔らかなスポンジを挟む手法を用いたシート構造は、包み込むような心地よさと高いホールド性を両立し、日常域はもちろん、ロングドライブでの疲労を軽減する。また、後席にはフルサイズの3席独立シートを装着。3席ともに同じ座面幅で、それぞれにリクライニング機能と150mmの前後スライド機能を内蔵し、乗員の好みに応じた調整を可能としている。表皮については、上級グレードのプラグインハイブリッドとシャインパックにダークブルーのナッパレザーと、座面と背もたれの中央部分に黒のパーフォレーテッドレザーを配したコンビネーションを採用。フロントシートヒーターや運転席マルチランバーサポートといった快適機能も組み込む。一方、シャインには背もたれ中央部分にアルカンタラ、サイド部にテップレザーを配したシート表皮を採用。いずれのシートに も、ダブルシェブロンをモチーフとしたブルーのステッチを施した。また、全グレード共通でブラックダッシュボードおよびドアアームレストのステッチをブルーでアレンジ。さらに、センターコンソールにコンパクトなシフトセレクターとドライブモードセレクターを配することで、小物入れのスペースを拡大させる。足もとのペダル類は、アルミ材でスポーティに仕上げた。

 ラゲッジスペースは通常のリアシートポジションで約580リットル、リアシートを前方にスライドさせた状態で約720リットルの容量を確保。さらに、後席を折りたためば約1630リットルの広大なスペースが出現する。ラゲッジルームのフロアボードは高さを2段階に 調整でき、折りたたんだシートバックの高さに合わせることで、よりフラットで長大な空間を創出することも可能だ。一方、電動テールゲートは全グレードにハンズフリー機能を組み込み、使用時の利便性を向上させている。

 先進安全運転支援システムも充実している。渋滞での完全停止と3秒以内の再発進が可能なトラフィックジャムアシストと前走車との車間距離を保つアクティブクルーズコントロール、さらに車線内の左右任意の位置を保持しながら走行するレーンポジショニングアシストを統合したハイウェイドライブアシスト、前方の車両や障害物を検知してドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させるアクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)、約5km/h以上の走行時にフロントレーダーにより前走車との距離を検知してドライバーに注意を促すディスタンスアラート、斜め後方のブラインドスポットに存在する後続車両を検知してドライバーに注意を促すブラインドスポットモニター、対向車や前方車両を検知してハイビームとロービームを自動で切り替えて夜間走行の安全性を高めるインテリジェントハイビーム、スムースかつ安全な駐車に貢献するパークアシストおよびバックカメラなどを標準で採用した。

 パワートレインは基本的に従来と共通で、ガソリンエンジンの“PureTech”1598cc直列4気筒DOHC直噴ツインスクロールターボ(180ps/250Nm)+EAT8(電子制御8速AT)、ディーゼルエンジンの“BlueHDi”1997cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ターボ(177ps/400Nm)+EAT8(電子制御8速AT)、プラグインハイブリッドの“PureTech”1598cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(180ps/300Nm)+フロントモーター(81kW/320Nm)+リチウムイオンバッテリー(総電力量13.2kWh)+e-EAT8(電子制御8速AT)を設定。また、駆動機構にはスノーモード/マッドモード/サンドモードの3つのモードを備えたグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)を、懸架機構には“ハイドロニューマチック”の現代的解釈であるPHC(Progressive Hydraulic Cushions=プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)を組み込んでいる。

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  • 認知症の高齢者を乗せる席を考えても
    ルーフしか乗せられない!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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