1962年にF1デビューを果たしたブラバムは、1992年のハンガリーGPを最後にF1から撤退。その間、コンストラクターズタイトル2回、ドライバーズタイトルを4回獲得、当時は名門チームの一角として数えられた。しかし、資金難には打ち勝てなかった。
チーム創設者であるジャック・ブラバムの息子、デビッド・ブラバムは、自身も元F1ドライバー。しかし”ブラバム”の名称使用権を取り戻すために奮闘し、最近では2022年にル・マン24時間レースのLM-GTE Proクラスに参戦すべく準備を進めており、先日のバサースト12時間の際にはハイパーカー”BT62”をデモ走行させている。
■ブラバム復活のハイパーカー、BT62がオーストラリアGPでデモラン?
そのブラバム曰く、ブラバムのチーム名をF1に戻すための動きがあったことを明らかにした。
「F1チームを買おうとしていて、そのチーム名にブラバムの名前を使いたいと連絡してきた人は、これまでに何人もいた。それは、とても長いリストになる」
ブラバムはそうmotorsport.comに対して語った。
「しかし、チームを買うことができた人は誰もいなかったと思う。最初はそのことにとても興奮するけど、しばらくすればそこから学ぶことになるんだ」
「そのことから多くのことを学んだ。そして『資金があることを証明して欲しい』というようなことを言うようになる。その後、我々は時間をそれほど無駄にすることはなくなった」
ブラバムの復活が現実味を帯びたのは、2010年のことだった。スーパーアグリの資産を買収したフォームテックの創始者であるフランツ・ヒルマーが、ブラバム・グランプリの名を使い、F1に参戦することを目指したのだ。しかし、この試みが実現することはなかった。
しかしデビッド・ブラバムが2013年にその名称を使用する権利を取り戻した後にも、F1チームの名称として使用するアプローチは、複数回あったという。2019年に向けても、既存チームのひとつが、ブラバムの名前を使うことを検討したようだ。
それがどのチームだったのかは明らかにされていないが、昨シーズン中盤にオーナーが代わり、今季からレーシングポイント(仮)として再スタートを切る、元フォースインディアが、ブラバム襲名を検討したチームである可能性が高いと思われる。
この他にも、歴史的なチーム名を復活させる動きが、これまでにもあった。例えば2010年に新規参入したチームのうちのひとつは”ロータス”を名乗った。しかし翌2011年には現在ルノーを名乗るチームも”ロータス”の名称を使用。”ロータス・ルノーGP”と”チーム・ロータス”というふたつのロータスがグリッドのマシンを並べることになった。
この時の名称問題は法廷にまで持ち込まれ、結局チーム・ロータスはケータハムF1に名称変更することとなった。
ブラバムは、自分が深く関わっていないプロジェクトに自身の名前が使われることについては違和感があるとする一方で、その名前を使うことは”信頼性”を与えると主張した。
「私は、ブラバムという名と共に、F1に関わっていた。そして成功できず、そして困難に陥ったために、名前に影響が及んだのを見た」
「ロータスの一件を見て、ああいうことするべきではないと思った。そのブランド、そのDNA、そして誰であるかということについてのメッセージを理解しなければいけない。それは、一貫している」
「ロータスについて言えば、そのブランドをめぐる混乱が多すぎた」
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