アルファロメオ ジュリエッタ最後の限定車「スペチアーレ」が登場。ジュリエッタよ、永遠に

2021年2月2日、FCAジャパンはアルファロメオ ジュリエッタに限定車「ジュリエッタ ヴェローチェ スペチアーレ（Giulietta Veloce Speciale）」（65台限定） を設定し、2月20日より全国のアルファロメオ正規ディーラーで販売を開始すると発表した。イタリア語でスペチアーレは「特別」という意味で、その名にふさわしい限定車となっている。

※ボディカラーは3色用意され、タイトル写真はそのうちのひとつのエトナブラックメタリック（限定20台）。

ジュリエッタの歴史を締めくくる最後の限定車
147の後継として2012年に登場したジュリエッタは、アルファロメオの伝統的なデザインとハイパフォーマンス、そしてクラフトマンシップを受け継ぐプレミアムコンパクトカーとして人気を博してきたが、いよいよ2021年いっぱいで販売が終了となる。

今回発表された限定車「ジュリエッタ ヴェローチェ スペチアーレ」はその現行ジュリエッタ最後の限定車となるモデルで、ジュリエッタ ヴェローチェ 1750TBIをベースに、アルファロメオを象徴する盾型グリルのフレームやミラーハウジング、サイドスカートをカーボン仕上げとするなど、スポーティな雰囲気が強められているのが特徴。

ボディカラーは、ミドルクラスセダンのジュリアに新色として導入されたアノダイズドブルーメタリック（限定20台）、エトナブラックメタリック（限定20台）、ルナホワイトメタリック（限定25台）の3色を設定。これにイエローのアクセントカラーを追加している。

インテリアはブラックを基調に、ハンドルやシフトレバーブーツなどにイエローのステッチを施すことで、エクステリアとのコーディネートを図ると共に、アルファロメオらしいクラフトマンシップを表現する。

また、ドライビングの楽しみをさらに高めるスポーツエキゾーストシステムを搭載し、1.75L 直4ターボエンジンの加速感をエモーショナルに演出するのも「ヴェローチェ スペチアーレ」らしいところだ。

「ジュリエッタ ヴェローチェ スペチアーレ」の車両価格は439万円（税込）で、限定で65台となる。

限定車アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ スペチアーレ 主要諸元
●全長×全幅×全高：4350×1800×1460mm
●ホイールベース：2635mm
●車両重量：1440kg
●エンジン形式：直4DOHCターボ
●排気量：1742cc
●最高出力：177kW（240ps）／5750rpm
●最大トルク：340Nm／2000rpm
●トランスミッション：6速DCT
●駆動方式：FF
●燃料・タンク容量：プレミアム・60L
●WLTCモード燃費：10.2km／L
●タイヤ：225／40R18
●車両価格（税込）：439万円

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