ボルボは、2030年までに新車の内装材からレザーを全廃する計画を発表。リサイクル素材に置換することで、環境問題に取り組んでいく姿勢を表明した。
ボルボによると、まず今後発売する電気自動車について、レザーを一切使用しないことを決定。発売が迫った「C40リチャージ」がその第一号となる。ボルボはかねてより2030年までに全ラインナップを電気自動車にする計画を明らかにしており、必然的に同時期にはすべてのボルボ車からレザーが撤廃されることになる。
【すべての新型EVで】ボルボ 内装材で本革の使用廃止 持続可能性追求
もちろん、高級車ともなればレザーが使われていた部位をありふれたビニールや樹脂素材に置き換えるわけにはいかず、レザーの代替品として環境に配慮しつつも高級感のある新素材に置き換えられることになる。この点についてはボルボは既に先鞭をつけていて、「Nordico」と名付けられたリサイクル繊維を次世代モデルに採用することを明らかにしている。
Nordicoの原材料は、ペットボトルとスウェーデン及びフィンランドの持続可能な森林から採取されたバイオ素材で、新たなプレミアムインテリアのスタンダードを打ち立てるという。こうしたレザーの置き換え等により、ボルボでは2025年までに新車に使用される素材の25%をリサイクル材およびバイオ素材に変更し、2040年には完全な循環型ビジネスモデルを確立する計画だ。さらに、使用するウールには生産過程の透明性と動物の権利を重視するアニマルウェルフェアへの配慮を求めることも同時に発表している。
高級車の象徴だったレザーが消えるなど、数年前まで想像さえできなかったことだが、クルマが馬車から発展した当初、レザーは雨ざらしで耐久性が求められる運転席用の素材で、オーナーが座る後席にはファブリックが用いられていた。この伝統は現在でも英国王室専用車や皇室御料車の後席が布張りであることに見て取れ、今回のボルボによる脱レザー宣言は伝統への回帰と受け止めることもできそうだ。
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