この記事をまとめると
◼︎クルマのパーツで盗難されやすいモノをリストアップ
盗難車ランキング上位5位は全部がトヨタ! 狙われやすい理由とは?
◼︎ロックナットも無いよりは有効だが、窃盗のプロ相手にはそれも役に立たない場合もある
◼︎最近人気の古いスポーツカーは盗難されやすいので要注意だ
「自分は大丈夫」と思わないで!
嫌な世の中になったもんだと嘆きたくなるほど、盗難被害は日常化している。もちろん昔からあったものの、今ほど頻繁で身近でなかったし、最近は悪質化しているのでたちが悪い。
クルマ自体の盗難もさることながら、問題はパーツの盗難も頭が痛いところだ。今回は盗まれやすいパーツについて考えてみよう。
ホイール
昔から定番なのがホイールだ。盗んだ人が自分で使うだけでなく、中古市場が形成されていることもあって、現金化しやすいのも盗む側としてはメリットとなっている。
中古店の場合、買い取り時に身分証明書の提示を義務付けているところが多いが、それとてもなにか問題が起こってから役に立つもので、未然に防ぐ効果は期待できない。盗まれるシチュエーションとしては、気がついたらブロックの上に車体が乗っていたというのが定番だ。防止するにはロックナットの使用が一番で、高額ホイールではよく付けているのを見る。
ただし、詳しい方法は紹介しないが、プロにかかれば外すのは簡単で、ないよりはマシ程度だったりする。ほかには壁側に寄せて止めるなどの対策程度だろう。
ナンバープレート
ナンバーもよく盗まれる。理由は盗難車に付けるからというのが一番多いが、海外での日本車流行りを受けて、ファッション的なアイテムとして人気が出ているために盗まれるというのも増えている。実際に海外での摘発例もあるほどだ。
ユーロナンバーと言って日本でも一時、ヨーロッパのナンバーが流行ったがそのなかには盗難されたものもあったのでそれと一緒というか逆パターン。対策はロックボルトの使用が定番だ。
見た目ではわからないパーツも盗難が相次ぐ
触媒
最近問題になっているのが、こちら。触媒そのものが欲しいというよりも、中に使われているパラジウムというレアメタルが狙い。ロシアで多く産出されることから、最近は価格が爆上がりしていて、お金になるのが拍車をかけている。
最近のクルマはレアメタル削減であまり使用量が少ないため、15年から20年ぐらい前のエコカーが狙われやすい。車体の下に潜ってゴソゴソとやるため、盗難行為が目立たないのも特徴となる。
マフラー
マフラーも中古市場で人気なので、ホイール同様にお金に替えやすい。また触媒同様に、盗難現場が目立ちにくく、発見されにくいのは盗む側としては有利だ。
カーナビ
車内に目を移すと、社外カーナビは減ったとはいえ、まだまだよく見かけるし、金額もそこそこ。中古店で買い取ってくれるので、盗まれやすい。
対策としては盗難防止用のボルトを使って取り付けるのがある。その昔はオーディオが盗まれていたが、こちらは今では別途装着があまりないし、換金額も高くないので狙われることはほぼない。
番外
旧車や最近人気のネオクラシックスポーツカーといわれるジャンルのクルマは、高額パーツの集合体のようなもので、しかも盗みやすいのも特徴だ。車両本体ではさばきにくいこともあるし、部品にして売ったほうが儲かることもある。
実際に盗まれたという人は結構いて、ネットオークションを丹念に見ていたら、バラバラになった愛車を見つけて、警察に通報してお縄にできたという例も。ただバラバラになってしまったあとなのでクルマ自体は戻らなかった。
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犯罪者の命よりも自分の車やパーツの方が価値がある。