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BMW Mに完全オリジナルモデル「XM」がデビュー。最速の称号は史上初の電動化でどこまで進化するのか

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BMW Mに完全オリジナルモデル「XM」がデビュー。最速の称号は史上初の電動化でどこまで進化するのか

2022年9月28日(独・現地時間)、BMW M社は同社初となるプラグインハイブリッドシステム搭載のハイパフォーマンス電動化モデルSUV「XM」を発表した。

システム最高出力653hpのM1以来のM社オリジナルモデル
今年で50周年を向かえるBMWは、さらなる一歩を踏み出した。今回登場したプラグインハイブリッド(PHEV)SUV「XM」は、BMW M社初の電動化モデルとなる。実に、1970年代のM1以来となるオリジナルモデルだ。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

その中核となるプラグインハイブリッドシステムは、4.4L V8DOHCターボ(489hp/650Nm)とモーター(197hp/280Nm)が組み合わされ、システム最高出力653hp/最大トルク800Nmというハイパフォーマンスを発揮する。組み合わされるトランスミッションはMステップトロニックと呼ばれる8速ATで、駆動は4WDとなる。

気になる走行性能は、0→100km/h加速4.3秒という俊足ぶりをみせつつ、EVのみの走行距離は82-88kmで100kmを1.6から1.5Lのガソリン(WLTP燃費)でまかなう。走る愉しさと環境への配慮が高次元でマッチングしていると言えそうだ。

そしてエクステリアは、その高性能ぶりをアピールするダイナミックさが強調されている。特にふたつに独立した左右のヘッドライトと、黄金で縁どられたBMWの象徴であるキドニーグリルがとても印象的だ。

インテリアは、ドライバーオリエンテッドなコックピットと乗員へのおもてなし満載のラグジュアリーさで、格別な乗り心地を提供してくれるという。

さて、BMW M社の意欲作「XM」だが、さらにパフォーマンスをアップしたモデルも用意されている。「レッド」のサブネームが冠され、システム最高出力748hp/最大トルク1000Nmを発揮するという。登場は、2023年秋の予定だ。

■BMW XM 主要諸元
●全長×全幅×全高:5110×2005×1755mm
●ホイールベース:3105mm
●車両重量:2785kg(EU準拠)
●エンジン:V8DOHCターボ+モーター
●総排気量:4395cc
●最高出力:360kW(489hp)/5400-7200rpm
●最大トルク:650Nm/1600-5000rpm
●モーター最高出力:145kW(197hp)/7000rpm
●モーター最大トルク:280Nm/100-5500rpm
●システム最高出力:480kW(653hp)
●システム最大トルク:800Nm
●トランスミッション:8速AT
●EV走行:82-88km
●WLTP燃費:1.6-1.5L/100km
●タイヤサイズ:前275/45R21、後315/40R21

[ アルバム : BMW XM はオリジナルサイトでご覧ください ]

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