インドのタタ・モーターズと言えば、2008年に「20万円(!)台の4ドアコンパクトカー」ナノを発表・発売して大きな話題になった企業。インドに進出したスズキのライバルとして覚えている方も多いに違いない。
そんなタタから、Bセグハッチバック「アルトロズ」が登場するという。後発メーカーからのクルマと言えばとかく取りざたされるのがスタイルや安全性といった面だが、このアルトロズ、そのどちらも高いレベルでクリアしているらしい。
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スズキが当地インドとインドネシアで発表したニューモデルと合わせ、紹介しよう。
●【画像ギャラリー】日本発売もある!? スズキのニューモデルたちとともに「アルトロズ」をギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年3月26日号
■タタからBセグハッチバック「アルトロズ」がデビュー!!!
インドのタタモーターズから新型のBセグ5ドアハッチバックモデルがこのほど、登場した。それがこの写真の「アルトロズ」だ。
1700mmを超えているため3ナンバーサイズとなるタタ・アルトロズ。ちょっと背高のコンパクトハッチだ。車名は「アホウドリ(アルバトロス)」からの着想だとか
新興市場国で発表されたとは思えないほどモダンでスポーティなエクステリアデザインを身にまとっていると思うが、どうだろうか?
リアビューからはフランス車のような雰囲気も感じられる
このアルトロズ、車名は水鳥のアルバトロス(アホウドリ)から着想を得たそうで、1.2Lガソリンエンジンと1.5Lクリーンディーゼルという2種類のパワートレーンを設定している。
サイドビュー。ウィンドウはリア側ほど上に傾斜
ボディサイズは全長3990×全幅1755×全高1524mmの3ナンバーサイズで、同セグメントのマルチスズキバレーノ、ホンダジャズ(フィット)がライバルとなる。
5人乗り仕様で、後席にはセンターアームレストもつく
■価格は82万から、英国のグローバルN-CAPで最高評価を獲得
このアルトロズ、2018年のデリーショーで公開されたコンセプトモデルの「45X」を市販化したもので、インド現地ではガソリン車が52万9000ルピー(約82万円)、ディーゼル車が69万9000ルピー(約108万3400円)から販売されるという。
競合するバレーノやジャズは現地価格で55万~100万ルピー(約86万~156万円)というから、かなり価格競争力は高いモデルだと言えるだろう。
今年4月からインドでは、新しい排ガス基準である「バーラト・ステージ6」(BS6)を導入する予定だが、アルトロズは当然それをクリア。
モダンな雰囲気を持ったインテリア
最新モデルらしく、ABSや電子制御制動力配分システムのEBDを装備し、英国の「グローバルN-CAP(自動車アセスメント。日本ではJNACPとなる)」で最高評価となる★5つを獲得しているのだという。インド車も侮りがたし、ですな。
“20万円カー”として2008年に登場して話題となった初代タタ・ナノ。あれから12年後、こんな立派なクルマがタタから出るとは!?
【番外ニュース!!!】スズキがインドとインドネシアでニューモデル発表!!!
スズキが2月5日から開催されたインドのデリーショーオートエキスポ2020でEVのコンセプトモデル、「コンセプトFUTURO-e」(フュートゥロ・イー)を発表した。
若者が求める、力強く刺激的なデザインを人気のSUVモデルのスタイルで提案したものだそう。
コンセプトFUTURO-e…マルチスズキがインドのデリーショーで突如発表したEVコンセプト。キャビン形状が流麗でクーペSUV的スタイル
また、インドネシアでは3列シート7人乗りSUV、「XL7」を発表した。
1.5Lガソリンエンジンを搭載する。スズキ自慢の軽量&高剛性のプラットフォーム「HEARTECT」を採用している。このクラスでの3列シートSUVは日本でもウケるかも。
XL7…アジア市場で需要の高いマルチパーパスビークル(MPV)の3列シート車だが、日本でも売れるかも!?
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みんなのコメント
何より価格が衝撃的。
日本で問題なく売れる状態でこの価格なら凄いけど、世界の評価はどうかな?
意味のない記事と間抜けなコメントしてる人いるけど
こういう日本では通常知り得ない情報こそ面白い。
車はグローバルだからね。
意味もないと感じてるならそもそもしょーもないコメント残すなって感じ。