販売台数を底上げするコンパクトモデル
ボルボとポールスターは、今後数年以内に新たにエントリーモデルの電動SUVを導入しようとしている。
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ボルボは、メルセデス・ベンツEQAやDS 3クロスバックEテンスのようなプレミアム志向のコンパクト・クロスオーバーを開発していると言われている。2025年までに世界販売台数の50%をEVにするという計画の実現に向けて、重要な役割を果たすことになるモデルだ。
構造としては、中国の新興ブランドであるZeekrの新型001で初めて採用された、吉利汽車の「オープンソース」のSEAプラットフォームを、ボルボ車として真っ先に導入する。来年から世界各地で販売される予定のZeekr 001には、86kWhまたは100kWhのバッテリーが搭載されており、最大航続距離は700kmを誇る。プラットフォームを共有するボルボも同様の仕様となるだろう。
注目すべきは、最高360kWのスピードで充電できることで、わずか5分で120km分を補充できるとされている。しかし、最高出力543psのツインモーター・ドライブトレインは、パフォーマンスに重点を置いたモデルにのみ搭載される可能性が高い。
SEAプラットフォームのその他の主な特徴としては、自動ローダウン機能付きサスペンションや無線アップデート対応などが挙げられる。
一方、2023年にポールスターが発売する予定のSUVは、サイズ的には2と3の中間に位置し、刺激的なプロポーションを備えながらも親しみやすいモデルとして位置づけられる。3より車高が低く、ルーフラインも大きくカーブしているが、トーマス・インゲンラートCEOは室内空間について「あまり妥協しない」と述べている。
そのサイズと位置づけから、ボルボのC40リチャージと密接に関連していると考えられ、CMAプラットフォームを共有する可能性がある。前輪駆動と4輪駆動が設定され、バッテリーは64kWhまたは78kWhのいずれかを選択することになるだろう。
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みんなのコメント
いよいよEVも性能がかなり上がってきた印象
日本の交通事情にも合ったサイズだし、コンパクトボルボを待ってた人には朗報だね