現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「至高の4選」ずらり。現在のステーションワゴンの源流、バン仕様がめちゃくちゃカッコいい! 70年以上続くトヨタの名車ランドクルーザー。

ここから本文です

「至高の4選」ずらり。現在のステーションワゴンの源流、バン仕様がめちゃくちゃカッコいい! 70年以上続くトヨタの名車ランドクルーザー。

掲載 2
「至高の4選」ずらり。現在のステーションワゴンの源流、バン仕様がめちゃくちゃカッコいい! 70年以上続くトヨタの名車ランドクルーザー。



トヨタ・ランドクルーザーは国産車の中でも屈指の歴史を綴り続けているモデル。世界にも向けて「日本車」の優秀さを発信した最初のクルマともいっていい。第二回目となる今回は現行モデルの300系に通じるステーションワゴン(バン)仕様に注目。覚えておきたいモデルを紹介しよう。

→【写真】「かっけぇぇえぇ!」ランクル至高の4選、写真ギャラリー

●文:月刊自家用車編集部

【1967 ランドクルーザー50系】求められるニーズに合わせたバン(ワゴン)仕様の50系を分離独立

1960年に登場した3代目ランドクルーザー(40系)は、24年も生産され続けたロングセラー。その長い歴史の中で多くの派生モデルが開発されており、快適性も求めるユーザーに対して4ドアボディのバン仕様を投入されていたが、1967年にその正常進化版として投入されたのが50系だ。

40系バンのロングホイールベースに代わるモデルとして新設計された4ドアバン(FJ55V)は、デビュー当初は直列6気筒の3.9Lエンジン(125PS)が積まれていたが、国内仕様車は高まる排ガス規制に対応するため改良が加えられ、1975年からは4.2L 6気筒エンジン(135PS)のFJ56Vに切り替わっている。

―― ランドクルーザー50(FJ55V)

【1980 ランドクルーザー60系】乗用車感覚を取り入れた最初のランドクルーザー

40系の流れを汲んだメカニズム機構を採用していた50系に対して、60系はホイールベースの延長や広めのトレッド幅を採用するなど主要メカニズムを大幅刷新。低く傾斜させたフロントウインドウや乗用車感覚を取り入れたスタイリングに前席セパレートシートや、エアコン、ファブリックシートなどが採用されたことでパーソナルニーズが強化されたこともあって、個人ユーザーにも支持されている。

パワートレーンは50系からの4.2Lガソリンのほか、新開発された3.4Lのディーゼル車もラインナップ。モデル後期にはターボやEFIの高性能モデル、ATやデフロック車も設定されている。

―― ランドクルーザー60(FJ60V)

【1989 ランドクルーザー80系】正式にステーションワゴンを設定。高級SUVのイメージが確立された

バブルまっただ中の1989年に登場。北米や豪州の要望もあり、60系より大きく丸くなったボディが特徴。このモデルからバン仕様に加えて、正式に乗用モデルのステーションワゴン仕様(8人乗り仕様)も設定された。

パワートレーンはワゴン仕様は4L直列6気筒ガソリン(155PS)、バン仕様は4.1LディーゼルNA(135PS)とディーゼルターボ(165PS)を設定。1992年には4.2Lガソリンエンジン(215PS)も搭載し、動力性能が大幅強化されている。

フルタイム4WDや4輪コイルスプリングなどSUV色を強めたモデルで、現在のランドクルーザーに連なる高級SUVの地位は、この80系で確立されたといっていい。

―― ランドクルーザー80系

【1998 ランドクルーザー100系】ラグジュアリー仕立てのシグナスが大人気

1998年にデビューした100系は、サスペンション機構を従来のリジットアクスル式からダブルウィッシュボーン/トーションバー独立式に変更したことで、4WDとしての基本性能とプレミアムモデルとしての快適性を高い次元で両立。内装加飾を上級仕立てにした上級仕様「シグナス」も投入することで、プレミアムSUVとしての魅力も大幅に強化している。

パワートレーンは、ステーションワゴンには4.7LのV8NAエンジン(235PS)、バンには4.2L直列6気筒ディーゼルターボ(205PS)をラインナップ。上級グレードには油圧車高調調整機能付きサスペンションをOP装着することも可能。

―― ランドクルーザー100系

文:月刊自家用車WEB 月刊自家用車編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

住友ゴム、使用済みタイヤから作る資源循環型カーボンブラックを量産タイヤに初採用
住友ゴム、使用済みタイヤから作る資源循環型カーボンブラックを量産タイヤに初採用
レスポンス
セダンなのに左右のリヤドアが非対称! タクシー・乗用・パトカー仕様まで登場した「日産クルー」を知ってるか?
セダンなのに左右のリヤドアが非対称! タクシー・乗用・パトカー仕様まで登場した「日産クルー」を知ってるか?
WEB CARTOP
高度な技術と快適性を堪能 メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(2) 期待へ応える逸品
高度な技術と快適性を堪能 メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(2) 期待へ応える逸品
AUTOCAR JAPAN
見た目は殆ど同じ! 中身は「iPhoneとガラケーくらい違う!」大量建造されたミサイル駆逐艦 まだまだ進化中!
見た目は殆ど同じ! 中身は「iPhoneとガラケーくらい違う!」大量建造されたミサイル駆逐艦 まだまだ進化中!
乗りものニュース
日産の「6ドア・6人乗り“高級SUVミニバン”」が凄かった! 斬新「観音開きリアドア」×超・豪華インテリアも採用! 時代の先を行き過ぎた2005年公開のコンセプトカー「クラーザ」とは
日産の「6ドア・6人乗り“高級SUVミニバン”」が凄かった! 斬新「観音開きリアドア」×超・豪華インテリアも採用! 時代の先を行き過ぎた2005年公開のコンセプトカー「クラーザ」とは
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(1) 重要度の高いHVハードをチェック
メルセデス・ベンツ C 300de ステーションワゴン(1) 重要度の高いHVハードをチェック
AUTOCAR JAPAN
全国のEVユーザーが充電時間を競う、オンラインイベント開催へ…ミライズエネチェンジ
全国のEVユーザーが充電時間を競う、オンラインイベント開催へ…ミライズエネチェンジ
レスポンス
カタチだけじゃない!装備差がズルいレベル。新型RAV4の「Z」は、間違いがない「買い得グレード」
カタチだけじゃない!装備差がズルいレベル。新型RAV4の「Z」は、間違いがない「買い得グレード」
月刊自家用車WEB
ウイリアムズのボウルズ代表、ガルフ12時間レースでクラス優勝。予選の好結果には「最速ブロンズ」と喜ぶ
ウイリアムズのボウルズ代表、ガルフ12時間レースでクラス優勝。予選の好結果には「最速ブロンズ」と喜ぶ
AUTOSPORT web
走行距離11万kmの日産初代「シルビア」を購入!オリジナルを重視して復元しつつ適度な改良を施す
走行距離11万kmの日産初代「シルビア」を購入!オリジナルを重視して復元しつつ適度な改良を施す
Auto Messe Web
ホンダ「N-BOXカスタム」に新たな選択肢! 精悍さが増した特別仕様車「ブラックスタイル」発売【新車ニュース】
ホンダ「N-BOXカスタム」に新たな選択肢! 精悍さが増した特別仕様車「ブラックスタイル」発売【新車ニュース】
くるくら
冬の極寒であがってしまったら恐怖しかない! バッテリーの寿命を長くするための習慣とは
冬の極寒であがってしまったら恐怖しかない! バッテリーの寿命を長くするための習慣とは
ベストカーWeb
【MotoGP】謙虚なベテランだけど「新人みたいな」部分もある。7度目タイトルのマルク・マルケス、ドゥカティボスの見た姿
【MotoGP】謙虚なベテランだけど「新人みたいな」部分もある。7度目タイトルのマルク・マルケス、ドゥカティボスの見た姿
motorsport.com 日本版
ティアフォー、モルフォのAI車載カメラキャリブレーション技術導入…工数削減と精度向上を実現
ティアフォー、モルフォのAI車載カメラキャリブレーション技術導入…工数削減と精度向上を実現
レスポンス
FIA、F1新システムの名称を見直しへ。ファンが理解しやすいシンプルな用語を採用、『Xモード』『MOM』は廃止か
FIA、F1新システムの名称を見直しへ。ファンが理解しやすいシンプルな用語を採用、『Xモード』『MOM』は廃止か
AUTOSPORT web
新車250万円! ダイハツ新型SUV「トラズ」初公開! 小型SUV「ロッキー」より大きな“全長4.3m”! 日本の道路事情に“ちょうどいい”サイズの新「本格“5人乗りSUV”」マレーシアで爆誕!
新車250万円! ダイハツ新型SUV「トラズ」初公開! 小型SUV「ロッキー」より大きな“全長4.3m”! 日本の道路事情に“ちょうどいい”サイズの新「本格“5人乗りSUV”」マレーシアで爆誕!
くるまのニュース
ザ・ノース・フェイス パープルレーベル × パレス スケートボードから冬のアーバンアウトドアウェアが登場!
ザ・ノース・フェイス パープルレーベル × パレス スケートボードから冬のアーバンアウトドアウェアが登場!
GQ JAPAN
ランドローバー・ディフェンダーの商用モデル「ディフェンダー ハードトップ」が日本上陸
ランドローバー・ディフェンダーの商用モデル「ディフェンダー ハードトップ」が日本上陸
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

2件
  • fxnhe501
    ランドクルーザーをさも現在のステーションワゴンの源流のように書くのはさすがに乱暴。
  • hil********
    本流から外れて単なる高級車に成り下がって行った方の歴史ね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村