三菱自動車は2020年12月10日、クロスオーバーSUV「アウトランダー」のフルモデルチェンジに先駆け、次期型のデザインの一部を公開した。
新型アウトランダーを2021年2月に発表することも公表。日本はもとよりアメリカ、カナダ、プエルトリコをはじめグローバルに展開していくようだ。
公開された画像は、エクリプス クロスの先行公開時と同様、暗闇のなかに浮き出るシルエットと最新三菱車に共通するフロントフェイスの一部がうっすらと見て取れるもの。
さらに目を細めて観察すると、やはり12月4日にマイナーチェンジを実施したエクリプス クロスと近似する、よりシャープな印象の顔付きであることがわかる。ただし、フロントバンパーサイドに配されるヘッドライトと目されるパートは3段タイプのようだ。
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●マイナーチェンジで大きく印象を変えたエクリプス クロス
サイドシルエットはボンネットやそこからつながるベルトラインそしてルーフラインともに水平基調で安定感のある造形。
車両シルエットの先にある鏡面状の岩にはリヤまわり映り込んでいる。Dピラーはかなり垂直方向に立てられて、かなり太めで重厚感を演出しているようだ。また、ルーフラインはピラーと独立して後方へ流れており、これは浮遊感を演出し、軽快なイメージも加味されていると推測できる。
さらにリヤまわりでは、薄くシャープなリヤコンビランプを左右独立して配置。ワイド感を強調している。新型エクリプス クロスもPHEV搭載車の設定を機にリヤセクションを延長し、特徴的だった左右のリヤコンビランプをつなげるガーニッシュを廃止している。これは新型アウトランダーのデザインにも取り込まれているようだ。
と、ここまで観察して、これらの要素を持つクルマって思い当たる節が……。2019年3月のジュネーブショーで初公開され、同年11月の東京モーターショーでも披露されたコンセプトカー「ミツビシ エンゲルベルク ツアラー」のそれである。
●2019年の東京モーターショーで国内初披露された「ミツビシ エンゲルベルク ツアラー」
ミッドサイズの新世代クロスオーバーSUVのコンセプトカーで、ツインモーター4WD方式のプラグインハイブリッドによって、どんな気象条件や路面状況でもドライバーが自信を持ってドライブできる高い走行性能と、PHEVならではの長い航続距離を特徴とする。さらに3列シートによる多人数乗車も可能としている。
「ミツビシ エンゲルベルク ツアラー」が新型アウトランダーの布石であったのではないかと思わずにはいられない。
今回発表のプレスリリースによると、「威風堂々」を商品コンセプトとして開発。「内側からみなぎる力強さを表現した」という。これを実現するため、「プロポーションを大きく見直し、次世代の三菱自動車を象徴するクルマへと昇華させた」と続く。
そして、エクステリアデザインは、次世代へと進化させたフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」による力強く堂々としたフロントフェイスをはじめ、これからの三菱デザインを象徴するデザインを随所に取り入れ、三菱自動車が目指す新たなデザインの方向性を具現化したそうだ。
また、三菱自動車の渡辺誠二デザイン本部長は、
「アウトランダーのフルモデルチェンジにあたり、大地をしっかり踏みしめるスタンスで乗る人に安心感を与えられるクルマを作り上げたと確信しています。次世代の三菱自動車らしさを具現化した最初のモデルとなるこの『新型アウトランダー』とともに、三菱デザインはさらなる進化を遂げていきます」
とコメントしている。
これをもとに再度画像を確認してみると、当たらずとも遠からずといったところ……? 一枚のシルエット画像から確信に迫るのは少しばかり無理があるが。ともあれ、新型アウトランダーは2021年2月にオンラインでの発表を予定している。
発表会の日時および放映URLは2021年初頭に公開するとのこと。アンベールが今から待ち遠しいではないか!
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