ルノー・ジャポンは8月22日、マイナーチェンジ版「トゥインゴ」(写真1-12)の国内販売を開始するとともに、特別仕様車「トゥインゴ・ルコックスポルティフ」(写真13-17)を発表した。
「スマート フォー・フォー」とプラットフォームを共用する現行トゥインゴは、輸入車では希少な5ナンバーサイズのボディと、RRレイアウトを活かした室内空間の広さがウリのスモールハッチ。今年5月から欧州では、フェイスリフトを受けた改良型が販売されていたが、わずかなタイムラグで国内にも導入となった。
主な改良点を見ると、エクステリアではCシェイプのLEDランプや空気抵抗を減らす新デザインのバンパーを採用したほか、左リアフェンダーに吸気用のエアインテークを新設。全長は25mm延長されたものの、最小回転半径4.3mという小回りの良さは変わっていない。
インテリアでは、新たに7インチタッチスクリーンが装備され、Apple CarPlayと Android Autoが使用可能になった。また、2つのUSBポートを備えるセンターコンソールもポケット収納が付くデザインに変更されている。
パワーユニットは92馬力/135Nmの0.9Lガソリンターボで、トランスミッションは6速EDC。価格は195万円となる(消費税8%含む)。
同時に発表されたトゥインゴ・ルコックスポルティフは、改良型のトゥインゴをベースに、ルノーF1チームのオフィシャルサプライヤーであるフランスのスポーツメーカー「ルコックスポルティフ」とコラボした限定モデル。ブランクオーツ・メタリックの専用カラーにトリコロールを配した外装に加え、ブランドロゴ入りのサイドプロテクションモールや、ルージュの内装トリム、レザー調/ファブリックのコンビシートといった特別装備が奢られる。販売台数は150台で、価格は214万円(消費税10%含む)だ。
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