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14台が1秒差以内……予選はQ1から激戦必至? フェラーリのサインツJr.がFP3最速。角田裕毅は13番手|F1バーレーンGP

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14台が1秒差以内……予選はQ1から激戦必至? フェラーリのサインツJr.がFP3最速。角田裕毅は13番手|F1バーレーンGP

 2024年シーズンの開幕戦バーレーンGP。開催2日目のフリー走行3回目では、フェラーリのカルロス・サインツJr.が最速タイムを記録した。

 初日に行なわれたFP1とFP2を終え、今年の勢力図がおぼろげに見えてきたが、全チーム、全ドライバーが本領発揮して明確な序列が出来上がるのは予選と決勝。FP3はそうした本番に向けた最後の調整の機会となった。

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 ただ、FP3は現地15時30分からとまだ日の高い時間帯。バーレーン・インターナショナル・サーキット上空は青く澄み渡り、開始時点では気温20度、路面温度34度と、予選や決勝が行なわれる夕方以降のコンディションとは大きく異なるものだった。そうした状況もあり1時間のセッションは静かな出だし。マシンに乗り込まずエンジニアと話し合いをするドライバーも少なくなかった。

 そんな中、セッション開始から5分が経過したところでメルセデスのルイス・ハミルトンが新品ソフトタイヤでコースイン。誰もいないコースでタイム計測を行なった。

 そのハミルトンは1周のアタックのみで一度ピットイン。入れ替わるように各チームが徐々に走行を開始した。ここでは多くのドライバーがソフトタイヤで走行して1周のタイムを刻み、各車が最初のタイム計測を終えた時点ではアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが1分31秒582で暫定トップに立った。2番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル、3番手にフェラーリのシャルル・ルクレール、4番手にはセッション中盤にソフトタイヤで2アタックを行なったRBの角田裕毅がつけた。

 レッドブルは唯一ハードタイヤを投入し、クールダウンを挟みつつタイム計測を実施。初日に続きドライバーからはシフトに関する不満も漏れ、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスはトップから1.4~1.7秒落ちというタイムだった。ただ、ソフトタイヤとハードタイヤのパフォーマンス差を考えれば、十分競争力のあるペースだと言えよう。

 セッション残り20分というところから各車とも2セット目の新品ソフトタイヤを投入し、予選前最後のアタック合戦となった。

 1セット目にハードタイヤを履いたレッドブルのペレスは、ここで1分31秒248を記録してアロンソを上回った。チームメイトのフェルスタッペンはさらにそれを超える1分31秒062をマークして、タイムシートのトップに浮上した。

 しかしこれに負けじとライバル勢が食らいつく。アロンソは1分30秒965を記録してトップに立つと、レッドブル2台の間にはマクラーレンの2台やメルセデスのジョージ・ラッセルが割って入った。

 セッション終盤に近づき、路面温度も30度まで低下する中、フェラーリの2台はライバルに遅れて2セット目の新品ソフトタイヤを投入。サインツJr.が1分30秒824でトップに立ち、チームメイトのルクレールもサインツJr.から0.270秒遅れで4番手に続いた。

 多くのドライバーがソフトタイヤでのアタックを継続して1時間のセッションは終了。FP3のトップ10を整理すると、最速からサインツJr.、アロンソ、フェルスタッペン、ルクレール、ランド・ノリス(マクラーレン)、ラッセル、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ペレス、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)という並びに。その後ろにはRBのダニエル・リカルドが11番手。ハミルトンを挟んで角田も13番手につけた。

 各車アタック時の燃料搭載量やタイミングは異なるものの、FP3トップのサインツJr.から角田の後ろ14番手ケビン・マグヌッセン(ハース)までが0.847秒差と、この後の予選でもQ1から熾烈な戦いが展開されそうだ。

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