1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に振り返ってみたい。
1950年代中盤、戦後の復興とともにニッポンの「自動車ショウ」が始まった
1949年(昭和24年)、GHQによる自動車の生産制限が解除された当時、日本の自動車製造技術は欧米から20年以上遅れていたと言われる。それから5年後の1954年、「第1回 全日本自動車ショウ」が日比谷公園の特設会場で開催された。1963年まで、この名称で開催される。
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