■2020年もあと少しだけど…実は新型モデルが盛りだくさん!
2020年もあと約2か月となり、そろそろ2021年の動向が気になってくる時期です。新車市場でも、2021年に登場すると噂される話題のモデルがいくつかありますが、それらには現時点でどのような噂が出ているのでしょうか。
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2021年に登場(発表・発売)するモデルを紹介する前に、残りわずかな2020年内に登場する新型モデルから見ていきましょう。
2020年10月15日にスバルから新型「レヴォーグ」が発表されました。すでに詳細なスペックや価格が出ているほか、先行して8月20日から受注を開始しているものの正式な発売日はまだ公表されていません。
また、同じスバルでは同北米法人が10月に次期型BRZの一部をお披露目し、大きな話題となりました。
法人によれば、2020年秋に世界初公開するということで、間もなくの発表が期待されます。なお、スタイリングは現行BRZと似ているとされるものの、パワートレインなどでは大きな変更があるようです。
次に新型レヴォーグと同じように外観デザインなどティーザーが出ているものの正式発表されていないのがホンダ「N-ONE」で、ティーザーサイト自体は2020年3月頃から開設されており、9月に新型N-ONEの外観デザインが同サイト上でお披露目されました。
しかし、詳細な情報や価格などはまだ発表されておらず、近々発表される続報に期待が高まります。
また、スズキ「ソリオ」も2020年11月頃にフルモデルチェンジを予定しているといい、デザインやボディサイズに変更があるようです。
そして、2020年12月に登場するとされるのが、トヨタの燃料電池車となる新型「ミライ」です。
すでに外観デザインは、2019年の東京モーターショーで公開されているほか、最近での追加情報が出ています。正式発表・発売は12月となり、トヨタが展開する次世代の燃料電池車に期待が掛かります。
■日産は「ノート」「エクストレイル」に「Z」、トヨタは「ランクル」どうなる?
日産は、2020年5月に「NISSAN NEXT」という構造改革プランを発表。これによると、「今後18か月の間にグローバルで12以上の新型車を投入し、国内では電気自動車2モデルとe-POWER搭載車4モデルを投入」する予定だといいます。
実際に、6月には日産の国内市場で10年ぶりのブランニューモデルとなるコンパクトSUV「キックス」に全車e-POWERを搭載して投入しました。
2020年内には同社で売れ筋のコンパクトカーとなる「ノート」がフルモデルチェンジを予定し、改良されたe-POWERが搭載されるという噂です。
すでに北米市場では販売開始となったミドルサイズSUVの新型「ローグ」は、日本で「エクストレイル」として展開されていることもあり、これに関しては2021年内の登場が濃厚です。
また、2020年7月に先行してお披露目された電気自動車「アリア」も2021年中頃に登場するとアナウンス。
そして、9月にプロトタイプが大きな話題となった次期型「フェアレディZ」は2021年末に登場といわれていますが、北米市場から先行して投入されるといい、日本市場には2022年になるようです。
ホンダからは2021年春頃に、人気コンパクトSUV「ヴェゼル」のフルモデルチェンジが噂されており、最近人気のトヨタ「ライズ」や「ヤリスクロス」とどのような勝負を繰り広げるか注目です。
トヨタからは、前述の次期型BRZが先行してお披露目されることから、次期型「86」も2021年初頭にお披露目されるのではないかと噂されており、その場所は毎年1月に開催されるカスタム&チューニングカーの祭典「東京オートサロン」が濃厚なようです。
また、現行モデルが2007年に登場し、2020年で13年目を迎える「ランドクルーザー(200系)」の次期型モデルの噂も絶えません。
最新の話では、2021年前半にフルモデルチェンジされるのではないかといわており、外観デザインはトヨタ「アルファード」のような迫力あるフロントフェイスが採用されるといわれています。
同じくSUVでは、2020年7月にタイで世界初公開された「カローラクロス」が日本に導入される可能性が高いといわれています。
2020年11月現在、トヨタの国内SUVラインナップは、ライズ、ヤリスクロス、「C-HR」、「RAV4」、「ハリアー」、「ランドクルーザープラド」、ランドクルーザーと多くを揃えています。
そこに、C-HRと同クラスと見られるカローラクロスが追加されることで、さらにトヨタのSUVラインナップが強化されるものの、ブランド内での競合が激化するのではないかと見られ、カローラクロスは2021年秋に登場するという見方が濃厚です。
※ ※ ※
2020年は新型コロナウイルスによる影響が各所に出ており、それは自動車産業も同様です。
そのため、2020年末から2021年に新型モデルの動向も流動的な要素が多いといいますが、ユーザーとしては新たに登場するであろうモデルに期待にせずにはいられません。
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