現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > トヨタ GRヤリス・プロトタイプ「GR-4」を披露 11月17日にオーストラリアで

ここから本文です

トヨタ GRヤリス・プロトタイプ「GR-4」を披露 11月17日にオーストラリアで

掲載 更新
トヨタ GRヤリス・プロトタイプ「GR-4」を披露 11月17日にオーストラリアで

ラリー・オーストリアで発表される「GR-4」

text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)

【画像】Gazooレーシングとトヨタ・ヤリス 全27枚

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)


トヨタは、GRヤリスのプロトタイプを12月発表する。ラリーシーンから派生した、4輪駆動モデルとなるようだ。

前世代のトヨタ・ヤリス(旧ヴィッツ)にも、トップグレードとしてGRMNバージョンが存在していたが、その後継モデルという位置づけになるだろう。トヨタがSNS上で1枚の画像を公開している。

投稿の中でトヨタは、ニューサウス・ウェールズ州で開らかれる2019年の世界ラリー選手権最後を飾る、ラリー・オーストラリアで披露すると告知。11月17日のウェディング・ベルズ・ステージがその場となるとのこと。

トヨタはこのクルマを「GR-4」と呼んでおり、4輪駆動を示していると思われる。2017年よりトヨタはヤリスERCで世界ラリー選手権に参戦しているが、ラリーマシンに沿った駆動方式となる。新しいヤリスGR-4が、ホモロゲーション・スペシャルとして次世代ヤリスWRCのベースとなる可能性も高いだろう。

Gazooレーシングでのブランド展開

画像からは、クルマの高性能化に合わせてかなり幅の広いリアフェンダーが与えられているのがわかる。ボディのカモフラージュ・パターンは、近年復活したスープラで用いられていたものに近い。トヨタの高性能モデルとして、カモフラージュからも関係性を匂わせたいのだろう。

新しいヤリスの発表時に、トヨタのエグゼクティブ・プレジデントを務めるマット・ハリソンは、AUTOCARの取材に対し次のように述べている。高性能バージョンは、トヨタの公道用市販モデルと、Gazoo(ガズー)レーシングでのモータースポーツ活動との関係性を強めるものになる、と。

近年、トヨタは高性能モデルの開発に対し、Gazooレーシングのブランドイメージを展開することに力を入れている。GRエンブレムが与えられたライトチューンのものの上には、ハードコアなGRMNを設定。「本物のスポーツモデル」という位置付けを取っている。

またGRスポーツ・グレードを各モデルにも提供。メカニカルな部分での変更はないものの、スタイリング上のスポーティさを演出している。

ちなみにトヨタは、2018年に世界ラリー選手権でマニュファクチャラーズ・タイトル(自動車メーカーとしての優勝)を獲得。ヤリスWRCをドライブしたオット・タナクはドライバーズ・タイトルを獲得した。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349.0533.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

225.01280.0万円

中古車を検索
GRヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349.0533.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

225.01280.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村