Lamborghini Sian
ランボルギーニ シアン
2台のアストンマーティン ヴァンテージ GT3、デイトナ24時間レースで表彰台を狙う
限定63台のシアンのうち3台が英国に上陸
H.R.オーウェン・グループが運営するディーラー「ランボルギーニ・ロンドン」は、2021年1月に2台のランボルギーニ シアンを英国内でデリバリー。世界初となるシアンが2台同時に撮影された写真を公開した。世界限定63台のみが製造されるシアンのうち3台が英国で販売され、その全てをランボルギーニ・ロンドンが担当している。
H.R.オーウェンは、ランボルギーニ・ロンドンの他に、パングボーン、マンチェスター、ハットフィールドにランボルギーニのショールームを展開。ランボルギーニ・ロンドンは、1999年のオープン以来、販売台数において英国で最も成功を収めているランボルギーニ公式ショールームとなる。
世界初のスーパーキャパシタ・ハイブリッドを搭載
シアンは、これまでに生産されたランボルギーニ製スーパースポーツ史上、最もパワフルかつ最高の加速性能を持つ。世界初採用の「ハイブリッド・スーパーキャパシタ・パワートレイン」は、6.5リッターV型12気筒ガソリンエンジンに48Vモーターを組み合わせ、最高システム出力819hpを発揮。0-62mph加速がわずか2.8秒、最高速度は217mph(約350km/h)オーバーというスペックを持つ。
重量がかさみ充電に時間もかかる従来のリチウムイオンバッテリーとは異なり、シアンは軽量のスーパーキャパシタを搭載。車両がブレーキをかけるたびに回生システムが機能し、スーパーキャパシタに充電が行われる。電気モーターとスーパーキャパシタ・システムの総重量はわずか34kg。同じ重量のバッテリーと比較して3倍もの容量を持ち、同じ容量のバッテリーのわずか1/3の重量に抑えられている。
世界初のスーパーキャパシタ・ハイブリッドシステムだけでなく、さらにカーボンファイバー製モノコック、チタン製インテークバルブ、アクティブ・エアロダイナミクス、リヤホイール・ステアリングなど、シアンはあらゆるコンポーネンツに最先端テクノロジーが採り入れられた。
対照的なカラーをチョイスした2台のシアン
限定生産される63台のシアンは、ランボルギーニのデザインセンター(チェントロスティーレ)と、パーソナライゼーション部門アド・ペルソナムと連携し、それぞれのオーナーによって個別にスタイリングされる。
今回の2台をオーダーしたランボルギーニ・ロンドンのカスタマーは、対照的な個性を選択した。1台はグリジオ・ニンバスをベースカラーとし、カーボンファイバー・ルーフとロッソ・マルスのアクセントカラーをチョイス。ネロ・アデのインテリアに、ロッソ・アララがアクセントで入れられている。
よりダークな雰囲気を纏ったもう1台は、ネロ・ヘレネのボディカラーに、ボンネット、フロントランプ・インサートフェンダー、エンジンカバーはカーボンファイバーを露出させた。さらにホイールや「63」のレーシングナンバーなどに、アクセントカラーのオロ・エレクトラムを組み合わせている。インテリアは、ネロ・アデのベースレザーと、オロ・エレクトラムのステッチにより、ゴージャスな雰囲気に仕上げられている。
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