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アルファロメオの新型コンパクトSUV「ジュニア」の日本発表が本年6月24日に決定。発表に先駆けてティザーサイトを開設

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アルファロメオの新型コンパクトSUV「ジュニア」の日本発表が本年6月24日に決定。発表に先駆けてティザーサイトを開設

 Stellantisジャパンは2025年5月13日、コンパクトクラスに位置するアルファロメオの新世代クロスオーバーSUV「ジュニア(Junior)」を本年6月24日に日本で正式発表するとアナウンス。それに先立って、ジュニアの概要を紹介するティザーサイトを開設した。

“スポーツアーバンビークル”を標榜する新型ジュニアは、ステルヴィオとトナーレに続く、アルファロメオ車の第3のSUVモデルで、同時に競合ひしめくBセグメントのモデルに位置する。エクステリアは短いオーバーハングに力強いホイールアーチ、往年のジュリアTZを彷彿とさせる象徴的なコーダトロンカ=そぎ落としたテールなど、伝統的なスタイリング要素を基調としたプロポーションに、新たな解釈を加えたディテールを随所に施したことがトピックだ。

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 フロント部はアルファロメオのシグネチャーである盾型のグリルに、3+3構成のアダプティブ型フルLEDマトリックスヘッドライトや大きな開口部を配したバンパーを組み合わせて、精悍で印象的なマスクを創出する。グリル自体は「Leggenda(レジェンダ)」と「Progresso(プログレッソ)」のバリエーションを用意した。一方でサイドビューは、明確なコントラストをつけたパネル面や2本のシャープなキャラクターライン、後方にいくに従って上昇するウィンドウ下端のライン、ブラックで仕立てたフェンダーアーチとサイドアンダーパネル、人を飲み込む大蛇(ビショーネ)を浮かび上がらせたリアピラーパネルなどを採用して、力強くかつスポーティなSUVフォルムを実現。そしてリアセクションは、コーダトロンカの形状にキックアップした後端、片側3つずつのL字型LEDランプを内蔵したうえで左右を一直線上に結んだリアコンビネーションランプおよびガーニッシュ、下部をディフューザー形状でアレンジしたバンパーなどを配して、存在感あふれる後ろ姿を具現化した。

 内包するインテリアは、上質かつスポーティなアレンジを施すとともに、ドライバー志向のコクピットに仕立てたことが訴求点である。操作系はドライバーの手の届く範囲に、かつ操作しやすい造形で配置。また、メーターディスプレイにはヒストリックなテレスコープ(望遠鏡)で囲う10.25インチTFTスクリーンを、ドライバー方向に傾けて配置するセンターディスプレイには様々な情報を見やすく表示する10.25インチのタッチスクリーンシステムを装備する。また、センターディスプレイからウィジェットやグラフィックコンポーネントを操作したり、それらをドラッグ&ドロップで素早く簡単にカスタマイズしたりできる機能を採用した。さらに、空調のエアダクトはアルファロメオのスポーティネスを象徴するクアドリフォリオの形でアレンジ。そして、センター部にはシフトスイッチやワイヤレスチャージング、USB Type-Cポートなどを配備した。

 パワートレインに関しては、ブランド初のピュア電動ユニットと48Vハイブリッドシステムを設定する。ピュア電動ユニット搭載車は「Elettrica(エレットリカ)」のグレード名を名乗り、総電力量54kWhのリチウムイオン電池と“Hybrid Synchronous Motor(ハイブリッド同期モーター)”を搭載。最高出力は156psを発生する。充電に関しては、AC普通充電とDC急速充電に対応させた。一方、ハイブリッド車はイタリア語で“ハイブリッド”を意味する「Ibrida(イブリダ)」のグレード名を名乗り、パワートレインには可変ジオメトリーターボ(VGT)を組み込んだ1.2リットル直列3気筒ミラーサイクルガソリンエンジン、21kWを発生する電気モーター、リチウムイオン電池、6速DCTで構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力は145psを発生する。

 なお、ティザーサイトではティザームービーの視聴やプレゼントキャンペーンの案内などとともに、ジュニアの魅力を発信するアンバサダーの募集を実施。また、6月28日~29日に東京の代官山 蔦屋書店で「Alfa Romeo Junior PASSIONATE DRIVE」と称したジュニアの特別試乗を開催すると予告している。

文:カー・アンド・ドライバー 大貫直次郎
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