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ボルボが新型EV「EX90」のインテリアを一部公開!11月9日に発表予定

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ボルボが新型EV「EX90」のインテリアを一部公開!11月9日に発表予定

リサイクル素材やバイオ素材を用いた先進的かつ技術的に優れた素材「ノルディコ」を採用

ボルボ・カーズはこのほど、11月9日に発表する予定の新型電動SUV「EX90」のインテリアの一部を先行公開した。

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ボルボのデザイナーたちは「価値をどのように素材に反映させるのか?」「そして、現代においてラグジュアリーとは何か?」といった疑問を抱きながら、まもなく発売される電気自動車のフラッグシップSUV、「EX90」のインテリアに取り組んできた。その答えは、時代にマッチしながらも、スカンジナビアンデザインの本質である「シンプル」「ウェルビーイング」「天然素材」にしっかりと根ざしている。

最高出力や加速といった従来の指標が、充電時間や航続距離によって一掃されたように、クルマのラグジュアリーにも新しいパラダイムが生まれつつある。きらびやかであることだけがベストではない、新しい本革の香りだけが高価なインテリアの証ではなくなった、とボルボは主張する。

シニアデザインマネージャーのセシリア・スターク氏はこのように述べている。
「私たちの価値観に基づいて素材を選びました。これらの選択は、昔ながらの自動車のラグジュアリーを捨て、スカンジナビアの考え方を表現しています。ボルボEX90では、お客様のウェルビーイングをデザインの出発点としています」

EX90では、それを具体的な要素に置き換えることで、市場で最も快適でエレガントな車内空間を実現。同時に、2040年までに完全な循環型、かつクライメートニュートラルな企業になるという、サステナビリティの高い目標を反映したインテリア構成になっているという。

車内には、同社が「ノルディコ」と名付けた先進的な素材が使われている。ノルディコは、スカンジナビアの価値観を現代的に表現したもので、プレミアムなインテリアデザインの新しいスタンダードとなるもの。ペットボトルなどのリサイクル素材や、スウェーデンやフィンランドで責任を持って管理されている森林から採取したバイオ素材のテキスタイルを用いたノルディコは、先進的かつ技術的に優れた素材だ。

ボルボEX90の室内には、FSC(※)認証のウッドパネルが使われている。スカンジナビアのリビングルームのような雰囲気を放ち、大自然をイメージさせる温かみのある光によって、きれいにバックライトで照らされる。
※Forest Stewardship Council(国際NGO森林管理協議会)

また、EX90では、動物福祉、環境、社会問題などに関する厳しいサステナビリティ基準に従って認定されたブレンド・ウールのシートを選択することができる。

一方で、循環型社会の実現に向けて、有限の一次資源をより少なく利用するために、EX90ではリサイクルプラスチックの使用量も増やされている。リサイクルペットボトルに加え、約50kgのリサイクルプラスチックとバイオベース材料で構成。これは、化石由来の非一次資源の使用量としてはボルボのラインナップのなかで最も多く、未来に向けた新しい基準となっている。また、カーペットの一部には再生ポリアミドを使用し、循環型のコンセプトが取り入れられている。

EX90は、素材だけでなく、インテリアの装飾や内装をボディカラーに合わせた7種類の「ルーム」から選ぶことで、クルマの雰囲気や外観をパーソナライズすることが可能だ。デザイナーが特別に制作した各ルームは、それぞれ異なる個性を持ち、カスタマーの好みに合った雰囲気を提供する。

セシリア・スターク氏は、「ボルボEX90のインテリアデザインと構成は、数十年にわたる反復と革新を続けています。私たちは、インテリアの構成は、お客様からのフィードバック、社内のイノベーション、新たな責任ある調達の機会に基づいて、時間をかけて継続される学習プロセスであると考えています」と述べている。

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