EVらしい快適性と力強い走りを両立させた
レクサスは、同ブランド初となるEV市販モデル「UX300e」を発売する。2020年度分の初回販売数は135台のみとなり、レクサス公式WEBサイトにて11月4日(水)23:59までの期間限定で商談申し込み(抽選)を受け付けている。
レクサスがブランド初の電気自動車「UX300e」を公開! 走りと環境性能を両立
これまでレクサスは、2005年に発売したRX400h以降、各モデルに電動化技術を搭載。ハイブリッドのラインアップを拡大してきた。2019年には電動化技術によて車両の基本性能を大幅に高め、クルマがもたらす楽しさや喜びを提供し続けるという電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表している。今後ハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車、燃料電池車と、世界各地のニーズに合わせて、適材適所となるラインアップの拡大を目指していくという。
今回発売されるUX300eは、コンパクトSUVながら個性的なデザインや高い利便性、取り回しの良さというベース車の良いところはそのままに、EVならではの上質な走りと優れた静粛性をプラスさせている。また、ドライバーの運転感覚に寄り添う自然な加減速フィール、高出力モーターによる力強い加速性能を両立。さらに大容量バッテリーは床下に配置したことで低重心化を図っている。WLTCモード航続可能距離は367kmを実現し、EVらしい環境性能と気持ちよい走りを両立させた。
バッテリーなどの重量物は、車両中心に配置。バッテリーパックは床下に配置したことで低重心化が図れている。さらに、車両重心位置がドライバーのヒップポイントに近づいたことで優れた回頭性を実現。よりクルマとの一体感を味わえるように仕立てられている。
バッテリーパックは井桁形状の鋼鉄製アンダーフレームの上に搭載。路面からの衝撃を軽減しつつ、フロアと面で固定することでキャビン全体の剛性アップにも貢献する。フロントはサイドメンバー間をクロスメンバーでつなぎつつ、ステアリングギヤボックスにはブレースを追加。締結点の剛性を高めている。リヤは大断面アルミ製バンパーリインフォースと専用チューニングのパフォーマンスダンパーを採用。車両全体でボディ剛性を高め、リニアで上質な乗り心地を実現した。
注目のEVシステムは、ハイブリッドシステムで培ったノウハウを注ぎ込んで開発。大容量バッテリーの採用に合わせ、モーター、インバーター、トランスミッション、バッテリーなど主要装備の効率を最大化させることでシステム全体の性能を向上させている。
高出力かつコンパクトな電気式水加熱ヒーターと内外気2層制御を採用するEV専用エアコンシステムを搭載。さらにエアコンとシートヒーターを協調制御することで快適な室内空間と低電費を両立させている。また、エアコンと連携する電池冷却システムを設定。快適な室内空間を維持しながらも、駆動用バッテリーを冷却して優れたバッテリー性能を実現する。また、低温/高温下でも正常に作動するよう、バッテリーには温度調整機能を備えている。さらに、過充電防止システムや多重監視のセーフティネットにより、高い信頼性を実現した。なお、充電性能は急速充電で75%まで約50分、100%まで約80分。普通充電は100%まで約14時間となっている。
質感の高い内外装やユーティリティ性能は、ベースモデルのUXから受け継がれている。エクステリアデザインは専用デザイン&カラーの17インチアルミホイールを装着。また、床下空力カバーを新開発し、燃費性能などにも貢献する。
メーターはEV仕様に特化し、走行可能距離や回生ブレーキインジケーターなどをわかりやすく表示するようアレンジされている。
ラゲッジルームはローデッキ仕様のラゲッジスペースを設定。デッキボード上部には303Lの容量を確保している。
そのほかにも、スマートデバイスリンクやApple CarPlay、Android Autoに対応。10.3インチワイドディスプレイと連携させることで直感的な操作を可能としている。安全装備も充実。レクサスセーフティセンス+を採用し、安心感を高めている。
メーカー希望小売価格(税込み)は、下記の通り。 UX300e Version C 580万円 Version L 635万円
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みんなのコメント
トヨタ、恐るべし。
これにて、ホンダe は一瞬にして超割高商品にされてしまったし、
いまだに発売時期すら明示されない日産アリアのマーケティングも、一体どうなることやら。
バッテリー容量、電費と航続距離、次世代急速充電なんかを見ると
こんな周回遅れのスペックで新発売なんて情けない
まあやる気ないんだろう
来年はいよいよモデルY、ID4、マスタングマッハE、アリアというガチ競合モデルが揃って出てくる楽しみだね