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メルセデスAMG、“世界最強”2リッター4気筒搭載の『CLA 45S 4MATIC+』投入

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メルセデスAMG、“世界最強”2リッター4気筒搭載の『CLA 45S 4MATIC+』投入

 日本上陸を果たしたばかりの2代目『メルセデス・ベンツCLA』に、高性能ブランドのメルセデスAMGが手掛けたトップパフォーマンスモデル『CLA 45 S 4MATIC+』が登場。最大過給圧2.1barで421馬力を発生し、メルセデス自ら「世界最強の2リッター4気筒ターボ」と謳うパワフルなエンジンを搭載して11月12日より受注が開始されている。

 通常のカタログラインと同様に、流麗なデザインの4ドアクーペと積載性も追い求めたシューティングブレークの2種類のボディタイプが設定された『CLA 45 S 4MATIC+』は、“One man, One engine(ひとりのマイスターがひとつのエンジンを)”という哲学にのっとり、職人の手作業により組み立てられた最高出力421PS、最大トルク500Nmの超高性能パワーユニットを搭載する。

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 シャシーやサスペンション、4輪駆動システムやESPの制御なども全て最新の技術が惜しみなく投入され、メルセデスAMG社のブランドスローガン「ドライビングパフォーマンス」を体現した最新モデルともなっている。

 この完全新設計となる2リッター直列4気筒直噴ターボのM139は、最大トルクを5000から5250rpmの範囲で発生するなど、 トルクカーブは自然吸気エンジンに近い特性を実現したエモーショナルな回転特性を狙った仕立てとなる。

 それゆえ吹け上がりの改善やレスポンス向上に力が注がれ、レブリミットも7200rpmに設定されるなど、高回転型ユニットの個性を持つ。

 最大のトピックは、従来と異なり前方吸気・後方排気を採用したことで、ターボチャージャーとエグゾーストマニホールドがエンジン後方に、インテークマニホールドなどの吸気系がエンジンの前方に位置する。これによりエンジン搭載位置を下げることができ、操縦安定性向上や空力性能の改善にも効果がもたらされたという。

 また、シリンダーブロックはクローズドデッキ構造を採用して最大160barの燃焼圧に耐えられる設計とし、ライナーにはピストンとシリンダーの間に発生する摩擦を低減する目的で、おなじみ特許技術のNANOSLIDEコーティングを施した。
 さらにローラーベアリング採用のタービンコンプレッサーと電子制御ウェイストゲートにより、過給圧をより正確かつ柔軟に制御することが可能になり、最大過給圧2.1barとクラス最高の値を実現している。

 このターボチャージャーの冷却にはオイルと冷却水だけではなく外気も利用するため、エンジンカバーをエアディフレクターとして働くよう設計するとともに、ボンネット下には新たなエアダクトを設けた。

 そのアウトプットを路面に伝える駆動系には、パフォーマンス志向のトルク可変配分4輪駆動システム“AMG 4MATIC+”を採用。トルク配分比を状況に応じて前後100:0から50:50まで連続可変制御することが可能となっている。

 さらに、新型リヤディファレンシャルに内蔵された“AMG TORQUE CONTROL”は電子制御式の多板クラッチをふたつ備え、それぞれが左右のドライブシャフトに接続。これにより前後だけでなく左後輪と右後輪の間でも状況に応じたトルク配分を行うことができるようになり、劣悪な路面状況下やサーキットにおける限界でのコーナーリングなどにおいても、一貫して最適なトラクションが得られるようになっている。

 またボディにも地道な剛性向上策が施され、フロントロワにアルミプレートを追加し、上部にはストラットタワーバーも装着。さらに前後サブフレームには斜めに走る補強ブレースも増設されるなど、サスペンションのレスポンスと正確性を向上させるとともに、オプション設定で電子制御可変式ダンパーの“AMG RIDE CONTROL サスペンション”も用意した。

 エクステリアでもこの驚異の性能を表現すべく、下側の幅が広く縦にルーバーが入った“パナメリカーナ”スタイルのAMG専用ラジエターグリルを採用。通常のCLAよりもさらに12mm拡大したフェンダーに加え、リヤにも専用デザインの大型ディフューザーとクローム仕上げの円形デュアルエグゾーストエンドを装備している。

 それ以外にも、AクラスのAMGモデルに搭載されたデータロギングシステムの“AMGトラックベース”なども標準装備され、価格は856万~866万円となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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