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楽しむためには「危険」を徹底排除! 子供とのキャンプの必須アイテムと絶対守るべき注意点

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楽しむためには「危険」を徹底排除! 子供とのキャンプの必須アイテムと絶対守るべき注意点

キャンプを楽しい思い出にするために

 緊急事態宣言の解除に伴い、営業が再開されたキャンプ場。広い青空の下とはいえ、行き帰りの車内や途中に行くであろう買い出しやトイレ休憩も含めて、今後も密を避けなければならないことに変わりはない。ただ防疫対策はここ数ヶ月でみなさんキッチリこなしているハズなので、ここではキャンプやBBQなどのアウトドアなどに子供を連れてに行く際の注意点をおさらいしたい。

子供の車酔いを防ぐ! 事前の対策とまさかの時に役立つ便利グッズ

 年齢にもよるが、小学校低学年までは親が目を離さないことを基本とする。ただ、ずっと子供に張り付いたり、「あれはダメ、これもダメ」と、注意するばかりではお互いアウトドア疲れに陥ってしまい「次はナシ!」なんてことにも…。そうならないようほどほどにして、こちらを参考にしてほしい。

場所についての注意点

 まずキャンプ場は無料サイト(河川敷などが多い)と、管理人がいる要事前予約(または当日確認)のキャンプ場があるが、無料だから危険とか有料(お金を払ってまでして来ている)だから安心ということはない。どちらにしても結局のところ、知らない人同士が集まっている以上は注意が必要で、“何もかも忘れてリラックス~”という訳にはいかない。

 キャンプ場には管理所やトイレ、炊事場などの建物には必ず死角が存在するのでそこも注意しつつ、なるべく開けたキャンプ場を選ぶのが良さそうだ。

 また、草や木が子供の肩より高く生い茂っている場所、川やその周囲の岩場、テントから見えない場所にある、子供たちが遊べる広場やアスレチックなどの遊具のある施設にも目を配りたい。

キャンプ場内での注意すべきポイント

◆基本的には保護者の目が届く範囲内で遊ばせる(川や水場はすぐに手の届く範囲内で)◆どうしてもキャンプベースから離れた場所で遊ぶ時は、なるべく一緒に行く◆建物(管理所・トイレ・炊事場など)の死角に注意◆同行者の大人が飲酒していたら、子供と一緒に川では遊ばせない(気が大きくなっており、深みまで連れていく恐れあり)

キャンプ場でも車に注意

 オートキャンプ場では車の出入があるので、動いている車はもとより、止まっていても車の前後左右には絶対に近付かない。エンジンが掛かっていたら尚更。

 車を動かす側の人間も、移動の際はいつも以上に車の近くに子供がいないかを確認する。近年、SNSなどで企画される大人数で楽しむキャンプが人気だが、子供同士でかくれんぼや追いかけっこなどに夢中で車の陰に隠れ、事故につながるケースもあるので、見かけたら必ず注意しよう。

シーンに合わせた装備や着こなしを

 また、キャンプ場で過ごす時間は日常生活と環境や行動が異なるため、服装や装備についても事前に気を配る必要がある。

アウトドアでの子供の服装や装備

◆アウトドア全般=定期的な水分補給と虫除けスプレー、冷却タオルを首元に付ける、など◆川遊び=ライフジャケットの着用◆火を使う時=なるべく長袖・長ズボンを着用。ポリエステルやナイロンなど化学繊維の服は避けたほうが安心◆炎天下=熱中症対策のため帽子の着用◆森や木陰で遊ぶ=黒い服は避ける(蜂対策)。明るめの服装で薄くても長袖、長ズボンがオススメ

あると安心のアイテム

 子供同士で遊ばせる際は、目の届くところで遊ばせるのがベスト。しかし子供同士で探検させるのも成長するのには必要という声も理解できるので、いくつかのギアを紹介しよう。

1)笛(ホイッスル) 子供に持たせて何かあった際に強く吹くよう指導。または大人が子供たちを招集するのに使う。

2)LED点滅ライト 100均にて購入可能なLEDライト。リュックまたはポケット、袖などに付けてスイッチを入れておけば目に留まりやすい。自転車のパイプ類に付けるLED点滅ライトも流用できる。

3)キッズケータイ すでにケータイ電話を持たせている家庭であれば所持させる。通話ができない、GPSの受信状態も悪いキャンプ場であっても、防犯ブザー機能が搭載されていれば音で知らせられる。

4)GPS BoT GPSを使って子供の位置情報や移動履歴が保護者のスマホアプリでわかる「GPS BoT」。端末価格と月額料金はかかるが、子供には携行させるだけでOK。

5)GPS付きスマートウォッチ 腕に付けておけば落とす心配のないスマートウォッチ。家族でiPhone使用者がいれば使い勝手もいいハズ。

6)山で“もしも”の事態に備えるサービス「COCOHELI」 会員制のヘリコプター捜索サービス「COCOHELI(ココヘリ)」は、発信機型会員証を携行することで、遭難時や子供の行方がわからなくなってしまった場合に、受信機を搭載したヘリコプターが出動。居場所を特定し、救助組織と連携してくれるサービスだ。

 最近よく耳にする山での高齢者の遭難や昨年起こったキャンプ場での子供の失踪などで、「COCOHELI」さえ使えれば! と思った人も多いハズ。入会金や年会費はかかるが、今の時代、子供を危険から守るには必要なギアの1つといえる。

 みんなが笑顔の良い思い出としたいキャンプ。悲しい事件や事故に遭わないよう保護者は気を張らないといけないが、注意を払いながら楽しい休暇を過ごしてほしい。

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みんなのコメント

1件
  • ※中洲にはテントを設置しない
    ※ダム放流警報時は速やかに退避
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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