Mercedes-Benz EQB
メルセデス・ベンツ EQB
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最大航続距離478kmを確保したモデルも
メルセデス・ベンツは、上海モーターショーにおいて7座を備えた電動SUV「EQB」を発表した。EQBシリーズは前輪駆動と四輪駆動をラインナップ。トップモデルの最高システム出力は200kWを超え、バッテリー容量は66.5kWhからとなっている。
今回、トップモデルとなる「EQB 350 4MATIC」の最大航続距離が478kmというスペックも明らかにされた。ダイムラーAGの中国本土担当取締役のフーベルタス・トロスカは、EQBの導入について次のようにコメントしている。
「中国はメルセデス・ベンツにとって内燃機関モデルの最も重要な販売地域だけでなく、電気自動車の世界的なマーケットでもあります。そんな中国でフルEVモデルのEQBを世界初公開できたことを喜ばしく思います」
「7シーターの新型EQBは、家族を大切にするお客様のニーズに応えたモデルです。適切なモデルを販売地域で生産することは中国における持続的な成長のためにも重要です。だからこそ私たちは北京でフルEVモデルのEQBを製造するのです」
欧州向けモデルはハンガリー・ケチケメートで製造
現在、ヨーロッパではコンパクト電動SUVのEQAのデリバリーがスタートし、フラッグシップのEQSも発表。さらに幅広いニーズをカバーするEQBが上海モーターショーにおいて公開されたカタチになる。EQBは中国におけるパートナーであるBAICグループとの合弁会社「北京ベンツ汽車有限公司(BBAC)」で生産。2021年後半から中国でのデリバリーを開始する。
EQBの欧州仕様はハンガリーのケチケメート工場で生産される最初の電気自動車となる。ケツケメート工場ではこれまでにCLA/CLA シューティングブレークのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを生産。将来的にはドイツ・ラシュタット工場に加えて、AクラスのPHEV仕様もケチケメートで生産される予定だという。
欧州仕様は2021年後半に発売され、アメリカ市場には2022年から投入される。英国においては「EQB 300」と「EQB 350」をラインナップし、価格と詳しい仕様は2021年末にも明らかにされ、発表後すぐにデリバリーも開始される予定だ。
EQシリーズをアピールするエクステリア
EQBは、EQシリーズが掲げる「プログレッシブ・ラグジュアリー」をエッジの効いた個性的なエクステリアで表現。センターに存在感溢れるスリーポインテッドスターを配置したブラックパネルグリルを備えている。エアロダイナミクスが徹底的に追及され、Cd値は0.28を実現した。
さらにEVを象徴するデザインとして、フロントとリヤには連続したライトストリップを採用した。フルLEDヘッドランプのデイタイムランニングライトを水平方向に光ファイバーでつなぐことで、昼間でも夜間でも高い認識性を確保。ヘッドランプ内部は高品質で細部まで精密に仕上げられており、ブルーのカラーハイライトがEQシリーズの1台であることをアピールする。
7シーターらしく直立したウインドスクリーンを備え、快適な室内空間を実現。取り囲むように配置された保護用クラッディング・エレメントが全体のプロポーションを構成している。サイドビューは筋肉質で官能的なショルダーが圧倒的な存在感を示し、ベルトラインの立ち上がりによってさらに存在感を強調する。
2829mmのロングホイールベースによる抜群の居住性
EQBは全長4684mm、全幅1834mm、全高1667mmという使いやすいサイズに、GLBと同様の2829mmというロングホイールベースを採用。ゆとりある居住空間に加えて、シートを倒すことで最大1710リットルものラゲッジ容量を備えている。2列目シートはリクライニングが可能で、さらにオプションで140mmの前後スライドをチョイスすることができる。
大人が7人乗車可能なスペースを備えており、様々なニーズに対応可能。2座が用意されたサードシートは身長175cmにも対応しており、チャイルドシートの装着も可能となっている。
標準装備されているエレクトリック・インテリジェンス機能付きナビゲーションシステムは、日常域におけるEQBの利便性を大幅に向上するもの。最大充電量と充電停止可能時間を考慮し、目的地までの最速ルートを計算する。また、必要に応じて計画的な充電停止の前に高電圧バッテリーを最適な充電温度にする機能も備えている。
メルセデス・ベンツは充電パッケージの「メルセデス me チャージ(Mercedes me Charge)」を介して高品質再生可能エネルギーの供給を保証。メルセデス me チャージは、ヨーロッパにある20万ヵ所以上の公共充電ステーションで充電することができる。
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