上海国際サーキットを舞台に開催されているF1第2戦中国GP。初日のスプリント予選では、フェラーリのルイス・ハミルトンが最速タイムをマークした。
中国GPは昨年に続き、シーズン初のスプリントフォーマットでのグランプリ開催。そのため、初日となる金曜日には、1時間のフリー走行1回目を経て、土曜日に行なわれるF1スプリントのグリッドを決めるスプリント予選がすぐさま行なわれた。
■レッドブルのローソンまさかの最下位|SQ1
気温25度、路面温度38度と温かいコンディションの中スタートした12分間のSQ1は、ミディアムタイヤの使用が義務付けられた。全車がまず1回目のタイムを計測した時点では、マクラーレンのオスカー・ピアストリが1分31秒723で暫定トップ。今年にかけて実施された上海国際サーキットの全面的な路面再舗装によりペースが大幅に向上し、昨年のSQ1で当時レッドブルのセルジオ・ペレスが記録した1分36秒110というトップタイムを大きく上回った。
トップのピアストリがピットへ戻る中、残り19台は同じタイヤセットのまま続けてタイム計測へ。レーシングブルズの角田裕毅はこの時点で16番手とSQ1脱落圏内にいたが、最終アタックで1分32秒316を記録して11番手でSQ2に進出した。新人でチームメイトのアイザック・ハジャーは、角田を上回る9番手となった。
SQ1では最終アタックで1分31秒212をマークしたハミルトンがトップ通過となった。FP1同様、トップ4にフェラーリとマクラーレンが並び、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5番手となった。
ハースのオリバー・ベアマンが10番手に食い込み、ザウバーのガブリエル・ボルトレトが15番手で踏みとどまった一方で、アルピーヌの2台やハースのエステバン・オコン、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、レッドブルのリアム・ローソンが脱落。最後尾が確定したローソンは、タイヤを適切な作動温度領域に入れることができなかったようだ。
■角田裕毅がトップ10入り|SQ2
10分間のSQ2もミディアムタイヤの使用が義務付けられた。まずは8台がコースに出て、マクラーレンのランド・ノリスが1分31秒174に立ち、チームメイトのピアストリ、そしてフェルスタッペンが続いた。
このトップ3台はタイムを出し終えると早々にピットイン。コースインのタイミングを遅らせた他7台は、残り4分前後というところで1発アタックに賭けた。
ただ、最後までノリスのSQ2トップタイムは変わらず。2番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが食い込んだ。
SQ3にはマクラーレン、メルセデス、フェラーリが2台で進出。フェルスタッペン、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、アストンマーティンのランス・ストロール、そしてハジャーのスリップストリーム(トウ)にも助けられた角田が駒を進めた。
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは角田に0.021秒届かず11番手で敗退。ベアマンやウイリアムズのカルロス・サインツJr.、ボルトレト、ハジャーも脱落となった。ハジャーはマシンコントロールを乱して結果的にタイムを記録できなかった。
■ハミルトンがフェルスタッペン下す|SQ3
SQ3ではソフトタイヤの使用が義務付けられ、8分間のカウントダウンが始まるとマクラーレンとメルセデスの4台がコースに駆け出していき、まずはピアストリが1分30秒929を記録してトップに立ち、ラッセルが2番手で続いた。
マクラーレンがコースに残りアタックを継続した一方で、メルセデスはピットイン。ガレージでスプリント予選の行方を見守った。
SQ3最終盤にかけて残る6台も続々とピットを離れ、ハミルトンが1分30秒849を叩き出してトップに浮上。フェルスタッペンが食い下がるも0.018秒届かず2番手、ピアストリは自己ベストを更新できず3番手となった。ノリスはセクター1で全体ベストをマークしながらもターン14でタイヤをロックアップさせてしまい、タイムを大きくロスした。
これによりハミルトンが最速。移籍後初のスプリント予選で、7度の世界チャンピオンの名は伊達ではないところを見せつけた。
ルクレールが4番手、ラッセルが5番手、ノリスが6番手、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが7番手となった。
角田は隊列の最後尾でタイム計測を行ない、アルボンやストロールを上回る1分31秒773で8番手。ポイントが与えられるトップ8圏内から土曜日のF1スプリントを迎えることとなった。
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みんなのコメント
フェラーリは他より かなり弄ってきた新型だから、オーストラリアの様に 目まぐるしくコンディションが変わると
データ不足で 雨予報に賭けて、ライドハイトを上げ サスに頼るセットアップにしたが
雨は弱くなり 判断も誤り、低迷した
しかし 理解を深めるに連れ、伸びしろは大きくなる
ストレートの レースペース重視な、ルクレールより
ハミルトンの マシンの方が、コーナー重視で 一発はウィンドウに入り易い
マックスとは やれそうだが、マクラーレンは 完全にロングランのセッティング
スプリントの結果次第で どちらで、行くか…
ハミルトンは流石だし、アントネッリの実力は本物っぽい
で、もう1台のレッドブルの人は、経験不足にしても酷い有様ですね
仏の顔も三度まで、日本GPで笑い者になってないと良いのだが果たしてどうなる事やら