現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レビンにミニバンもあった!! セダンにワゴンだけじゃないのよ!! 変幻自在すぎるカローラファミリーってやっぱスゴくない!?!?

ここから本文です

レビンにミニバンもあった!! セダンにワゴンだけじゃないのよ!! 変幻自在すぎるカローラファミリーってやっぱスゴくない!?!?

掲載 13
レビンにミニバンもあった!! セダンにワゴンだけじゃないのよ!! 変幻自在すぎるカローラファミリーってやっぱスゴくない!?!?

 現在はカローラ6車種に、スパルタンなGRカローラまで加わるカローラシリーズ。手が届きやすい価格ながらも高品質で、全車種がまさに「良いクルマ」だ。これまでのカローラシリーズを振り返りながら、世界の国民車とも言えるカローラの未来を考えていきたい。

文:佐々木 亘╱写真:トヨタ、ベストカー編集部

レビンにミニバンもあった!! セダンにワゴンだけじゃないのよ!! 変幻自在すぎるカローラファミリーってやっぱスゴくない!?!?

■大衆車でありスポーツカーだった昭和のカローラ

レビン&トレノといえばなんと言ってもAE86だが、その後継だったAE92は当時、AE86をはるかに上回る人気を獲得していた

 ご存じの通り1966年から現在まで、半世紀以上も生産を続けるのがカローラだ。世界で最も有名な、日本の工業製品の一つといっても過言ではないだろう。

 初代から現在まで引き継がれているのが、「デラックス」と「スポーティ」という2つのテーマ。

 大衆的な価値観よりも少しだけ良いクルマをカローラは目指し、それを具現化している。

 基本となるのはセダンだが、クーペスタイルの「カローラ・レビン」が、カローラ人気を引っ張っていく。あのAE86もカローラなのだ。

 セダン・クーペ・バン・ワゴンという基本的な4つのボディを持ち、クルマを必要とする様々なユーザーへ、最善の提案をし続けたカローラ。

 特に大衆の心をグッとつかんだセダンと、クルマ好きを刺激したクーペの存在は、現在まで続くカローラの歴史を支える礎なのである。

■兄弟が増えいろいろな形に挑戦してきた平成のカローラ

 平成に入ると、カローラシリーズは既に7代目を数える。バブル経済の絶頂期を迎え、大きな高級車がたくさん生まれたこの時代。

 カローラが担う役割は「小さなクルマ」へ変わっていった。

 小さなスポーツカーとして登場したのが、1992年のカローラ・セレス。

 4ドアクーペで伸びやかなボディラインは、セダンのカローラと一線を画す。

 小さなカローラで忘れてはならないのは、カローラIIだ。3ドアハッチバック専用車種となったのが1990年で、若者が挙って乗るエントリーカーとなる。

「カローラIIに乗って~買い物に出かけたが~」という耳馴染みの良いCMソングも良かった。

 またステーションワゴンのカローラにも力が入り始めたのが平成。

 1991年に登場した国内3代目のワゴンモデルは、幾多のマイナーチェンジを繰り返し、2000年まで販売を続けた。

 当時付けられた「カロツー」や「カロゴン」といった愛称は、カローラがユーザーに眺望される存在から可愛がられる存在へと変わった証だ。

 さらに1990年の後半から2000年をすぎたころには、様々な形のカローラが登場する。

 コンパクトスポーツのカローラ・ランクス(アレックス)。6人乗りのミニバンはカローラ・スパシオ、トールワゴンのカローラ・ルミオンというように、セダンのカローラは大きく形を変え、カローラのガラパゴス化が進んだ。

 カローラにとって、大きな変化や変革を受けたのが平成の時代。この経験が、令和も生き抜く強いカローラを作っていった。

■令和のクルマもカローラ無しでは成立しない!

スポーティー印象が強い現行型カローラ

 現在も7種の展開があるカローラシリーズ。残念ながらスパシオの切り開いたミニバンの道は消えてしまったが、コンパクト・セダン・ワゴン・SUV・スポーツ・ビジネスという、トヨタ車の各カテゴリーに1台はカローラがあるという状況だ。

 昭和には車名とイメージを定着させ、平成では長所を伸ばしながら様々な変化を経験してきた。

 ブランドを作りながらも、その価値をいたずらに高めることは無く、常にユーザーの近くに置き続ける。

 幾多の失敗を経験しても、そのブランド価値が下がらなかったのは、愛でる対象としてカローラがあり続けたからであろう。

 このようにカローラは、ブランドの価値を時代に合わせて変えてきた。時には新人であり、時には親しみのある中間管理職、ある時は高嶺の花にもなっている。

 半世紀以上、カローラを支えてきたものは、「変わり続けた」からこそ生まれた「愛」なのかもしれない。

こんな記事も読まれています

クラウンクロスオーバーの新種「RSランドスケープ」に初遭遇。なぜ市販化されることになったのか? 開発陣がイベントで激白!【週刊スタッフブログ 号外】
クラウンクロスオーバーの新種「RSランドスケープ」に初遭遇。なぜ市販化されることになったのか? 開発陣がイベントで激白!【週刊スタッフブログ 号外】
Webモーターマガジン
レース後の失格どうにかしてよ! ダ・コスタ、ミサノ失格未だ納得できず「スポーツのためにも、別の方法が必要」
レース後の失格どうにかしてよ! ダ・コスタ、ミサノ失格未だ納得できず「スポーツのためにも、別の方法が必要」
motorsport.com 日本版
ヤマダホームズがヒョンデの新型EV『コナ』とセット販売開始
ヤマダホームズがヒョンデの新型EV『コナ』とセット販売開始
レスポンス
基本「想像は夢と知れ」! オープンカー乗りが突きつけられる現実6つとそれでも乗りたくなる魔力
基本「想像は夢と知れ」! オープンカー乗りが突きつけられる現実6つとそれでも乗りたくなる魔力
WEB CARTOP
ホンダと別れるレッドブル、自社製PU開発の進捗は? デビューまであと2年弱……車体開発で培った「“大胆さ”が活きる」とホーナー代表期待
ホンダと別れるレッドブル、自社製PU開発の進捗は? デビューまであと2年弱……車体開発で培った「“大胆さ”が活きる」とホーナー代表期待
motorsport.com 日本版
マルク・マルケス、母国スペインGPで移籍後初ポールポジションを獲得! ドゥカティ陣営フロントロウ独占
マルク・マルケス、母国スペインGPで移籍後初ポールポジションを獲得! ドゥカティ陣営フロントロウ独占
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「シティ」発表! スポーティな「RS」もある「コンパクト5ドアハッチバック」! 精悍顔がカッコイイ「新モデル」馬で予約受付開始
ホンダ新型「シティ」発表! スポーティな「RS」もある「コンパクト5ドアハッチバック」! 精悍顔がカッコイイ「新モデル」馬で予約受付開始
くるまのニュース
ちょっと贅沢気分を味わえる、首都高「大黒PA」の「豚鍋定食」を堪能
ちょっと贅沢気分を味わえる、首都高「大黒PA」の「豚鍋定食」を堪能
バイクのニュース
ジープ コマンダー、限定車「オーバーランド」発売決定…プレミアムな室内空間
ジープ コマンダー、限定車「オーバーランド」発売決定…プレミアムな室内空間
レスポンス
うっかり違反しないために高速道路の「走り方」を復習しよう!「追い越し車線を走り続ける」のは「車両通行帯違反」です
うっかり違反しないために高速道路の「走り方」を復習しよう!「追い越し車線を走り続ける」のは「車両通行帯違反」です
Auto Messe Web
日産ダットサン・サニークーペ1200GX(昭和45/1970年4月発売・B110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト056】
日産ダットサン・サニークーペ1200GX(昭和45/1970年4月発売・B110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト056】
Webモーターマガジン
中国GP予選のサインツJr.”走行再開”を受け、レギュレーション整理へ? アストンマーティンとフェラーリが求める意向
中国GP予選のサインツJr.”走行再開”を受け、レギュレーション整理へ? アストンマーティンとフェラーリが求める意向
motorsport.com 日本版
クルマは軽ければ軽いほどいい……っていわれてなかった? じつは重いことによるメリットも存在した!
クルマは軽ければ軽いほどいい……っていわれてなかった? じつは重いことによるメリットも存在した!
WEB CARTOP
フィアット 500/500Cに新グレードの「ドルチェヴィータ」追加と記念限定車を発売
フィアット 500/500Cに新グレードの「ドルチェヴィータ」追加と記念限定車を発売
Auto Prove
ワイドな日産「GT-R」登場! 1050万円の“鮮烈青ボディ”がスゴい! どんな特徴?
ワイドな日産「GT-R」登場! 1050万円の“鮮烈青ボディ”がスゴい! どんな特徴?
くるまのニュース
好きなのは「丸目」? それとも「角目」!? ついに発売されたトヨタ新型「ランクル250」のSNSでの評判とは?
好きなのは「丸目」? それとも「角目」!? ついに発売されたトヨタ新型「ランクル250」のSNSでの評判とは?
VAGUE
見るだけでも楽しめる体験型オフロードイベント!爆フェスIII Enjoy Ride in 茨城県常陸大宮市の開催が決定
見るだけでも楽しめる体験型オフロードイベント!爆フェスIII Enjoy Ride in 茨城県常陸大宮市の開催が決定
バイクのニュース
日産が北京モーターショーでNEVのコンセプトカーを4車種公開
日産が北京モーターショーでNEVのコンセプトカーを4車種公開
Webモーターマガジン

みんなのコメント

13件
  • tma********
    86ワゴンのニュースがあったので、
    レビンのミニバン?なんてあったか。と勘違いしてしまった。
    タイトルの表現が紛らわしいよ。
  • kor********
    カローラFXが入っていない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

202.9251.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0500.0万円

中古車を検索
カローラの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

202.9251.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0500.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村