2021年4月15日(英国現地時間)、ベントレーのビスポーク(注文生産)部門であるマリナーが、日本限定モデルのコンチネンタルGT V8エクイノックス エディションを発表。こだわり抜いたクラフトマンシップが光る逸品だ。
製作テーマは「シンプルなスタイリングによって際立つ力強さと気品」
世界最古のコーチビルダー(ボディ製造業者)であるマリナーは、現在ベントレーのビスポーク(注文生産)部門となっているが、そのファクトリーから日本に向けての限定モデル「コンチネンタルGT V8エクイノックスエディション」の発表が行われた。
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ベントレーの主力モデルである2ドアクーペ、コンチネンタルGTをベースとするこのモデルの製作テーマは、「シンプルなスタイリングによって際立つ力強さと気品」だ。エクステリア、インテリア共にブラック、シルバー、ホワイトのモノクロームを基調に、マリナーの熟練職人達が作り出したエクスクルーシブなクルマだ。
まずはエクステリア。ボディカラーは、漆黒のブラックオニキスとクールなグレッシャーホワイトの2色から選択でき(それぞれ5台限定)、グラマラスなサイドシルエットやリアデザイン、そして22インチのタングステン塗装されたホイールとの相乗効果とで、強い存在感を示している。
特別に調合された光沢の強いブラックカーボンファイバーで作られたフロントスプリッターやリアディフューザー、リップスポイラー、サイドシルなども装着され、それぞれに金属のベントレーバッジがあしらわれる。もちろん、デザイン性だけでなく空力効果も持ち合わせている。
また、カーボンファイバーの各部品には、コントラストのアクセントとしてムーンビーム(リッチシルバー)のピンストライプの縁取りが施される。1台につき5日間かけてハンドペイントされる贅沢この上ない仕様だ。
インテリアもマリナーの誇るクラフトマンシップが余すところなく発揮されている。ヘッドレストとシートのエッジパネルには、アクセントとしてシルバーのセカンダリー内装色が使われ、メイン内装色のベルーガ(黒系)とエレガントにコーディネートされている。
シートとステアリングホイールのステッチにコントラストの映えるシルバーを使い、パネルもグランドブラックとピアノムーンビームのツートーン仕様となる。すべてのパネルがどの角度から見ても同じ輝きを放つよう、注意深くハンドペイントが行われたもので、ダッシュボードにはエレガントなマリナーのロゴが刻まれている。
ムードライティングや光るシルプレート、ダイアモンドキルトのシートや厚みのあるマリナーのフロアマットに施されたシルバーのステッチもゴージャスだ。特に内装の多くに施されるシルバーのステッチは、クルマの寿命まで色を保てるよう特殊な染料を使用した耐久性に優れる独自開発の糸を使用する。ひとつあたり4500針ものステッチで刺繍された、ヘッドレストのベントレーウイングにも使われている。
パワートレーンは、定評ある4L V8 DOHCツインターボ。最高出力550ps、最大トルク770Nmを発生し、最高速は318km/h、0→100km/h加速3.9秒のハイパフォーマンスを誇る。トランスミッションは8速DCT。
日本限定モデルコンチネンタルGT V8エクイノックスエディションの販売は、オニキス(黒)のボディカラー限定5台、グラッシャーホワイトのボディカラー限定5台の計10台となる。車両価格(税込)は3118万円。
ベントレー コンチネンタルGT V8エクイノックスエディション 仕様一覧
・22インチ マリナードライビング スペフィケーションホイール タングステンペイント&ポリッシュフロントフェイス仕上げ
・ボディキットのエッジにムーンビームシルバーのアクセントピンストライプ
・ベルーガ(黒系)内装色をメインに、特注カラースプリットヘッドレストアウターとシートエッジパネルにシルバーアクセントを配置
・オーバーマットにシルバー色のステッチとバインディング
・キルティング部分にシルバーとハイド同色のステッチ(ファーストエディションスタイル)
・シートとステアリングホイールにシルバーのステッチ
・シルバーのベントレー ウィングエンブレム刺繍
・ピアノムーンビームオーバー グランドブラックウッド
・助手席側フェイシアへのマリナーロゴオーバーレイ
・クロムマリナーロゴ入りグロスブラックトレッドプレートインレイ
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