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や…安い…!! 発表秒読み新型クラウン価格判明、割安&値引きゼロ戦略で生まれ変わる!!

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や…安い…!! 発表秒読み新型クラウン価格判明、割安&値引きゼロ戦略で生まれ変わる!!

 新型クラウンの正式発表が迫っている(2022年7月15日(金)13:30予定)。全国のトヨタディーラーには7月8日から一部資料が配布され、見込み客に対してセールスが開始されている。本記事担当者が最寄りのディーラーに行ったところ、新型クラウンのグレード構成と価格が判明したので、以下、お知らせします。

文/ベストカーWeb編集部、写真/TOYOTA、ベストカー

や…安い…!! 発表秒読み新型クラウン価格判明、割安&値引きゼロ戦略で生まれ変わる!!

■グレードは7種類、「本物はかなりカッコいい」??

 さっそくだが、現時点でトヨタディーラ―に配布されている資料によると、新型クラウンのグレード構成と価格は以下のとおり。

【全車4WD(正式なオーダーは7月15日から/値引きはゼロ)】
【2.5L+モーターのHV仕様】
クロスオーバー「X」……435万円
クロスオーバー「G」……475万円
クロスオーバー「Gアドバンス」……510万円
クロスオーバー「Gレザーパッケージ」……540万円
クロスオーバー「Gアドバンスレザーパッケージ」……570万円
※ドライバーサポートパッケージ(メーカーOP)……11万5500円

【2.4Lターボ+モーターのHV仕様】
クロスオーバー「RS」……605万円
クロスオーバー「RSアドバンス」……640万円
※ドライバーサポートパッケージ2(メーカーOP)……23万6000円

【参考/従来型クラウン(15代目)】
【2.5L+モーターのHV仕様、4WD】
B(Four)……511万9000円
RS-B(Four)……517万3000円
S(Four)……542万2000円
RS(Four)……553万9000円
G(Four)…609万9000円
RSアドバンス(Four)……619万9000円
Gエグゼクティブ(Four)……651万3000円

画像上は従来型クラウン(15代目)、画像下は特許庁に意匠登録された新型クラウンのデザイン。駆動方式(FRからFFベースの4WDに)の変更もあり、大幅に路線変更することになる

 安すぎて転記ミスかと思って二度見した。参考までに、従来型(15代目)クラウンの価格も併記したが、4WD仕様で揃えると(新型は全車4WD)実質「値下げ」となっていることがわかる(従来型の「RS」は2.5Lハイブリッドでターボとの組み合わせではない。従来型の3.5Lハイブリッド(新型のターボ仕様にあたるモデル)の「RS」は2WDで710万7000円だった)。

 レクサスLS(4WDは1112万円~)はもちろん、ES(FFのみ599万~715万円)よりも安い設定で、メルセデスベンツEクラスやアウディA6よりも大幅に割安となり、大変戦略的な価格となっている。今回の新型クラウンは「クロスオーバー」と銘打っているところから、実質的な競合相手がBMWのX5やメルセデスベンツGLEあたりになるとしたら、およそ200万~300万円安い計算になる。

 なにもかも値上げしてゆく昨今の情勢のなかで(輸入車メーカーの多くは原材料高騰と流通不安のため順次値上げを発表している)、新型クラウンが値下げしてくるとは……。トヨタの力技、おそろしい…。

 なお、上述のとおり7月に発表される仕様は全車4WDであり、全車ハイブリッド仕様。そして呼称はすべて「クロスオーバー」と付いていた。

 さっそく本記事担当者が「RS」で見積もりをとったところ(車両本体価格605万円)、諸費用込み、「ドライバーサポートパッケージ2」のオプション23万6500円(詳細はまだ非公開だがトヨタ得意の「なんでもありオプション」と見た)等込みで約676万円と出た。

 また、値引き提示はゼロ円であり、この点、担当してくれた営業マンは「クラウンにしては珍しいですね。ただ今回はメーカーから”ゼロで”と言われています。そういう戦略なのでしょう」とのこと。

 初っ端から「クロスオーバー」と称するモデルを用意するところなども含めて、新型は「これまでのクラウン」とはさまざまな面で大きく異なっていると考えたほうがよさそう。

■事前CGと実物の違いは…

 トヨタは正式発表一週間前である7月8日から新型クラウンの事前情報(ティザー)サイトを公開しているが、11日(月)、そこに新型の一部デザイン(真横)が公開された。

画像上がトヨタの事前サイトで公開された新型クラウン。画像下が特許庁意匠登録のCG。フロントを合わせると実車のほうがノーズが長くAピラーが寝ていて、より流麗なフォルムであることがわかる

 これを特許庁で意匠登録された同角度のCGと並べてみると、(グリル先端で揃えると)実車画像のほうがややノーズが長いことが分かる。このことをトヨタ営業マンに指摘すると、「自分も(まだお客さんには見せられないが)実物写真を見たところ、かなりカッコいいと思いました」とのこと。

 事前CGで見るとイマイチだったが実車を見るとカッコいい…というのは「新型車あるある」なので、新型クラウン、事前の評判以上に期待できる気がしてきた。

「クラウン」は変わり続ける。変わらないのは「日本発のアッパーブランドである」という枠組みだけであり、その中身は大幅に進化することができる、ということか。重ねて、新型クラウンのワールドプレミアは7月15日(金)13時30分。楽しみに待ちたい。

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みんなのコメント

147件
  • や、安いって
    夢企画かよ。
    プラットフォームが全く違のだから
    そもそも比較することが無意味。
    カムリベースじゃん。
  • (価格が安いのは)ベースが「カムリ」だから?(かつて日産が[GT-R]の名を休止した様に)「クラウン」の名を一時休止するべきではないでしょうか。買い替えてくれていたユーザーが高齢になったのがこの大転換の理由らしいですが、国産初の「高級車」のブランド名でもある「クラウン」はすべてのクルマ好きから「憧れ」を持たれるべきだと思います。この国に自動車文化が根付かないのは「ブランド」を維持できないから・・・苦心の末に名付けられた「車名」は大事にするべき。日産の様な二の舞をトヨタに追ってほしくありません。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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