現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「スープラ」と何が違う?2年ぶりに復活したBMWの新型「Z4」の特徴をおさらい

ここから本文です

「スープラ」と何が違う?2年ぶりに復活したBMWの新型「Z4」の特徴をおさらい

掲載 更新
「スープラ」と何が違う?2年ぶりに復活したBMWの新型「Z4」の特徴をおさらい

BMWロードスター・モデルの象徴的存在として約2年ぶりに復活した高い走行性能を持つプレミアム・オープントップ・スポーツ・モデル新型BMW Z4(ゼット・フォー)の販売を開始した。

新型BMW Z4は、60年以上の歴史を誇る伝統あるBMWロードスターの新型モデルに相応しい俊敏性、運動性、正確なハンドリング性能を実現させるため、高剛性のボディ構造や空力性能の向上などにより、最適なバランスを実現。

BMWがサーキットの走行性能を高めたV型8気筒エンジンの新型「M5 Competition」を発売

特に、先代モデルと比較して、85mm長くなった全長に、75mm拡大した全幅、15mm高くなった全高に対して、ホイールベースを25mm短くすると共に、より重心を下げるソフト・ルーフ・トップを採用することで、高い俊敏性、操作性を備えたモデルとなっている。

今回採用されたソフト・ルーフ・トップは、低重心なシルエットに調和するコンパクトなデザインとなっており、オープン/クローズ時共に281Lのトランク容量を確保している他、時速50km以下の走行時も10秒でオープン/クローズすることが可能。

そして、AIを活用した最新のBMW Intelligent Personal Assistant (BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント)を搭載することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となり、運転中でも視線をずらすことなく目的地変更等を行なうことが可能となっている。

デザイン面では、一目で新型BMW Z4だと分かる、新しいコンセプトが採用。ボディの端に沿うように配置されたヘッド・ライトは、内部にある2個の光源を縦方向に配置すると共に、BMWの象徴的存在であるキドニー・グリルには、新しくメッシュ状のワイドなデザインを採用した。

ホイール・ハウスを覆うクラムシェル型エンジン・フードは、クラシック・スポーツ・カーを彷彿させ、洗練されたフロント・デザインを実現。そして、ボディ側面に現れるエンジン・フードの端を起点に、テール・ランプまで、長く鋭いキャラクター・ラインが刻まれ、丸みを帯びたシルエットと相まって、ボディ側面を流れる空気の流れを可視化したようなボディ・デザインとなっている。

また、新型BMW Z4は、最高出力145kW(197PS)/4,500rpm、最大トルク320Nm/1,450-4,200rpmを発揮する2.0L直列4気筒ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン及び、最高出力250kw(340PS)/5,000rpm、最大トルク500Nm/1,600-4,500rpmを発揮する3.0L直列6気筒M Performanceツインパワー・ターボ・エンジンの2つのエンジンをライン・アップ。

この新世代エンジンの実力を最大限に引き出すため、新型BMW Z4 sDrive20i M Sportには、M Sportサスペンションに加えて、オプションで電子制御ダンパーを備えたアダプティブMスポーツ・サスペンションが装備可能となっている。

さらに、新型BMW Z4 M40iにはアダプティブMスポーツ・サスペンションを標準装備すると共に、コーナリング後の加速性の向上や安定性等を飛躍的に向上させるMスポーツ・ディファレンシャルを搭載。力強く俊敏な走行性能を備えた車両を的確に操作するバリアブル・スポーツ・ステアリングが、BMW Z4として初めて全車に標準装備されている。

新型BMW Z4は、BMWの哲学でもあるドライバー・オリエンテッドなインテリアを採用し、運転中のドライバーの集中力を妨げない位置に操作スイッチを配置し、10.25インチのコントロール・ディスプレイや、フル・デジタル・メーター・パネルなど視認性を高めたディスプレイを装備している。

さらに、ロードスターのセグメントとして初めて、ヘッドアップ・ディスプレイを装備することが可能だ。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能。

今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。

そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。

例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「XXX(例:ゼット・フォー)」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することができる。

さらに新型BMW Z4には、BMWコネクテッド・ドライブを標準装備している。BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。

スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供。

2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。

主な車両諸元

BMW Z4 sDrive20i

全長4,335mm、全幅1,865mm、全高1,305mm、ホイールベース2,470mm、車両重量1,490kg、排気量1,998cc、直列4気筒ツインパワー・ターボ・エンジン、最高出力145kW(197ps)/4,500rpm 、最大トルク320Nm/1,450-4,200rpm、燃料消費率12.6km/L(WLTC)。

BMW Z4 M40i

全長4,335mm、全幅1,865mm、全高1,305mm、ホイールベース2,470mm、車両重量1,570kg、排気量2,997cc、直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジン、最高出力250kW(340ps)/5,000rpm 、最大トルク500Nm/1,600-4,500rpm、燃料消費率12.2km/L(WLTC)。

価格

関連情報:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html

構成/編集部

こんな記事も読まれています

【クーペにAMG 53が追加】 メルセデスAMG CLE 53 4マティック+クーペ ハンドルは左右選択可能
【クーペにAMG 53が追加】 メルセデスAMG CLE 53 4マティック+クーペ ハンドルは左右選択可能
AUTOCAR JAPAN
上から音が降ってくる!? 車内で迫力の映画サウンド! 最新のクルマ音響空間をOTOTEN2024で体験
上から音が降ってくる!? 車内で迫力の映画サウンド! 最新のクルマ音響空間をOTOTEN2024で体験
くるまのニュース
「アイサイト」の進化や衝突時の安全性向上…スバルの事故低減に向けた技術と最新の取り組み
「アイサイト」の進化や衝突時の安全性向上…スバルの事故低減に向けた技術と最新の取り組み
レスポンス
電動化は一切なし!! [自然吸気V12]の800馬力超えスペックが凄すぎ! 名車デイトナをオマージュした[12チリンドリ]
電動化は一切なし!! [自然吸気V12]の800馬力超えスペックが凄すぎ! 名車デイトナをオマージュした[12チリンドリ]
ベストカーWeb
ホンダ新型「フリード」ついに発売 運転しやすいコンパクトミニバン ただ価格はライバルより強気?
ホンダ新型「フリード」ついに発売 運転しやすいコンパクトミニバン ただ価格はライバルより強気?
乗りものニュース
ホンダ新型「小型ミニバン」登場! 大型リアウイング&黒フェイス採用の新型「フリード」カスタム仕様発売!
ホンダ新型「小型ミニバン」登場! 大型リアウイング&黒フェイス採用の新型「フリード」カスタム仕様発売!
くるまのニュース
エルヴィス・ファン必見! トライアンフが「Bonneville T120 エルヴィス・プレスリー Limited Edition」を発売
エルヴィス・ファン必見! トライアンフが「Bonneville T120 エルヴィス・プレスリー Limited Edition」を発売
バイクのニュース
【カワサキ】カワサキモータースジャパンのカーボンニュートラルへの取り組みにファミリーマートが協賛
【カワサキ】カワサキモータースジャパンのカーボンニュートラルへの取り組みにファミリーマートが協賛
バイクブロス
マツダ版タイプR? 2LのV6搭載! レースにも出たマツダ・ランティスは超絶スポーツセダンだった!
マツダ版タイプR? 2LのV6搭載! レースにも出たマツダ・ランティスは超絶スポーツセダンだった!
ベストカーWeb
美女が「カウンタック」で疾走する伝説の映画『キャノンボール』の俳優が当時を振り返る…公開当時のまま維持される姿を全部見せます!
美女が「カウンタック」で疾走する伝説の映画『キャノンボール』の俳優が当時を振り返る…公開当時のまま維持される姿を全部見せます!
Auto Messe Web
130馬力のマツダ ファミリア 3ドアHB・GTとライバルのスポーティ度は? [driver 1989年4-20号より]
130馬力のマツダ ファミリア 3ドアHB・GTとライバルのスポーティ度は? [driver 1989年4-20号より]
driver@web
スタイリッシュな欧風クーペに待望のAMGが登場!メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ クーペが日本上陸
スタイリッシュな欧風クーペに待望のAMGが登場!メルセデスAMG CLE 53 4MATIC+ クーペが日本上陸
Webモーターマガジン
高まるダニエル・リカルドに対するプレッシャー「好結果を出し続けなきゃいけない。移籍は考えてないよ」 重鎮マルコ博士はローソン昇格を示唆
高まるダニエル・リカルドに対するプレッシャー「好結果を出し続けなきゃいけない。移籍は考えてないよ」 重鎮マルコ博士はローソン昇格を示唆
motorsport.com 日本版
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい!  幻の「ちびメリ」とは?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
くるまのニュース
MIGRATRAIL のマルチハンガー「ADD HANGER LARGE/アドハンガーラージ」が発売!
MIGRATRAIL のマルチハンガー「ADD HANGER LARGE/アドハンガーラージ」が発売!
バイクブロス
5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
ベストカーWeb
道路に書かれた「謎の▽」 意味はナニ? 大事な意味だけど…意外と忘れがち? 「白い逆三角」の正体とは
道路に書かれた「謎の▽」 意味はナニ? 大事な意味だけど…意外と忘れがち? 「白い逆三角」の正体とは
くるまのニュース
[旧型アルファード]新車時は450万円前後だったよね? 中古でも450万円超えってマジ!? 今後はどうなるのよ!!!!
[旧型アルファード]新車時は450万円前後だったよね? 中古でも450万円超えってマジ!? 今後はどうなるのよ!!!!
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.5789.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

144.81730.0万円

中古車を検索
スープラの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.5789.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

144.81730.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村