ダイハツを除く各社軒並み大幅減
【画像ギャラリー】どこまで販売が落ち込んだのか? 2020年4月の登録車販売台数&軽自動車販売台数詳細
いつからこうなった!? 販売差約2倍 ヴェルファイアよりアルファードが人気の理由とは
緊急事態宣言が出てから来訪者が極端に減った新車ショールーム。ちなみにトヨタモビリティ東京はGW中の営業は行っていない
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2020年5月1日に発表した2020年4月の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年同月比28.6%減の27万393台となり、10%に消費税が引き上げられた2019年10月以来の大幅な落ち込み(前年同月比24.9%)になった。
このうち登録車は、25.5%減の17万2138台と7か月連続のマイナス。
メーカー別に販売台数の前年同月比を見ていくと、ロッキーが好調のダイハツの26.0%増以外は軒並みマイナスとなった。
トヨタが20.7%減、レクサスが23.3%減、ホンダが14.2%減、マツダが26.2%減と比較的落ち込みは少ないものの、スズキが47.0%減、日産が53.2%減、スバルが56.0%減、三菱が65.2%と4メーカーの落ち込みぶりが目立つ。
一方、軽自動車の販売台数は33.5%減の9万8255台となり、7か月連続のマイナスで2019年10月の22.3%を大幅に上回る落ち込み幅となった。
軽乗用車の販売台数をメーカー別に見ていくと、ホンダが24.4%減、ダイハツが33.0%減、日産が33.5%減と落ち込み幅は少ないものの、スズキが45.6%減、三菱が56・9%減と2メーカーが大幅に落ち込んでいる。
新型コロナ禍感染拡大による非常事態宣言が出された4月7日以降、各新車販売店への訪れる人が減っているのは明らか。トヨタモビリティ東京の営業マンは、
「新型ハリアーやライズの電話での問い合わせはとても多いですが、新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発令された4月初旬以降、実際に見に来られるお客様は10分の1以下に減っています。
車検満了による買い替えや新規のお客様も含め、ショールームへの来店は5月の連休明けと考えているお客様が多いですね。4月の販売は極めて厳しい状況で5割、6割減になるのでないでしょうか」。
緊急事態宣言が5月7日以降、1ヵ月程度延長される見込み(5月4日に決定)となっているが、そうなればさらなる販売台数の落ち込みは避けられない。
※車名別の販売台数ランキングは5月11日発表予定
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クルマじゃないけど、今月から入居した新築住宅の主は、これからローンを払って行けるのか、他人事ながら心配している。