“謎の何か”が毎晩監視している、M・ナイト・シャマラン監督の娘イシャナが贈る衝撃ホラー『ザ・ウォッチャーズ』

シャマラン父娘が仕掛ける衝撃の展開

　1999年に公開され大ヒットした『シックス・センス』を始め、2021年に公開された『オールド』に至るまで、型にはまらないスタイルで常に多くの映画ファンを虜にしているM・ナイト・シャマラン監督の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが長編初監督、脚本を務めるホラー映画が『ザ・ウォッチャーズ』です。

　地図にない森、ガラス貼りの部屋、見知らぬ3人——。28歳の孤独なアーティストであるミナは、贈り物を届けるだけのはずでしたが、“そこ”に閉じ込められ“謎の何か”に毎晩監視されることに。“監視者”は何者なのか？そして何故……？

『ザ・ウォッチャーズ』は作家A・Mシャインが2021年に出版した同名ホラー小説をもとにしており、スタジオ各社が争奪戦の末にニュー・ライン・シネマが映画化権を獲得した作品。本作には、シャマランもプロデューサーとして参加しており、父・娘でどんな予想もつかない展開の作品を届けてくれるのか期待が高まります。イシャナは現在24歳で、これまでにシャマラン監督の『オールド』、『ノック 終末の訪問者』、テレビドラマシリーズ「サーヴァント ターナー家の子守」の製作にも参加しています。

　『I am Sam アイ・アム・サム』で天才子役として一躍脚光を浴び、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『オーシャンズ8』や、最近では『イコライザー THE FINAL』に出演し、デンゼル・ワシントンとの『マイ・ボディーガード』以来、19年ぶりの共演が話題となった、ダコタ・ファニングが主演し、“謎の何か”に毎晩監視される事になる孤独なアーティスト・ミナを演じます。

　さらに、『Tarot』のオルウェン・フエレがグループのリーダー的存在マデリン、女優兼モデルで『バーバリアン』『バード・ボックス バルセロナ』のジョージナ・キャンベルが若妻シアラ、イギリスのミュージカル俳優、『レ・ミゼラブル』のアリスター・ブラマーがシアラの夫、『Creeped Out』のオリバー・フィネガンが未熟で衝動的なグループ最年少のダニエルを演じます。

　アカデミー賞にも二度ノミネートされ、総興行収入33億ドル超を記録。いつもセンセーショナルな題材を扱い、観たことのない展開で私たちを楽しませてくれているM・ナイト・シャマラン監督ですが、作品を振り返ってみると意外とバイクの登場は少ないようです。夏には監督最新作『Trap（原題）』の公開も予定されているので、そちらにバイクが登場するかどうか期待したいところです。

『ザ・ウォッチャーズ』は、2024年6月21日（金）より公開です。