ブレーキ鳴きには水分やサビの影響と故障の2パターンに分かれる
街なかで見かけるクルマの中には信号で停車するときに「キー」とブレーキが鳴く場合があります。車内からも車外からも聞こえるほど大きな音なだけに驚くと思いますが、「キーキー音」にはいくつかの原因があるのをご存知でしょうか。
放っておくと大事故の危険も! ブレーキの鳴きの原因と対策5つ
「カタカタ音」や振動を感じたらトラブルの可能性も
寒い季節になると朝一番の走り始めで、ブレーキがキーキーと異音を発するときがある。これは一体……。走り出してしばらくすると異音が消えるようなら、とくに不具合ではないので安心していい。パッドとローターが冷えて適正温度から外れていたり、ローター表面の水分やサビの影響なので、数回ブレーキを踏んで、ブレーキが温まれば問題ない。
しかし、ブレーキを踏むたびに異音がするようなら、点検が必要だ。まず考えられるのは、パッドが摩耗してきて、ウェアインジケーターが当たっているケース。これは摩耗を知らせるセンサーなので、パッドの残量を確認して、減っているようならパッド交換を行う。新品のパッドの厚みはおよそ10mm。それが1/2の5mmぐらいになると交換時期となる。残量が3mm以下になったら迷わず交換だ。
ほかにもパッドのあたりが悪い、パッドのバックプレートと振動低減および断熱のためのシム(アンチスキール・シム)に塗布するブレーキグリスが切れると、共振音が鳴ることがある。
ブレーキパッドが減り、角が立ってくるとあたりが悪く、ブレーキが鳴くためパッドの面取り作業を行う必要がある。またグリス切れの場合、バックプレートとシムをブレーキクリーナーなどでキレイにしたうえで、新しいグリスを塗布すればOK。
また、欧州車や一部のスポーツカー、あるいはスポーツ用のパッドに交換している人は、パッドの素材の性質(メタル系など)で、音が出やすいケースもある。これは耐フェード性やタッチの良さとトレードオフになっているので、異音については目をつぶるか、「鳴き」を抑えたアフターパーツのスポーツパッドに交換するしかない。
問題なのは、ブレーキを踏んだときに、「カタカタ」と断続的な異音が出て、ペダルにも振動が伝わってきた場合。これはブレーキローターにクラックや歪みが発生している可能性が大。すぐに整備工場に持ち込んで点検してもらおう。
その他、ブレーキペダルを踏んだとき、車内から「キコキコ」「キーキー」と聞こえてきたら、ペダルの付け根のグリス切れ、あるいはペダルブッシュの損耗の疑いがある。グリスアップだけなら簡単にできるので、ディーラーなどで相談をして解決したい。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ミキティ、スマホでポチ買いした1000万超の「超高級車」をついに納車! 斬新“ド派手ドア”搭載の実車に 「かっこいい!」「すごいクルマ」の声集まる
4児の父「杉浦太陽」、新車で買った「高級ミニバン」初公開! 「すごく乗りやすくて…」全貌を明かし「カッコイイ!」「好感持てる」の声集まる
トヨタから登場の[3輪車]!? しかも100万円って安すぎ!!!! 2025年登場濃厚のリーン3
トヨタ新型「“最小級”ミニバン」発表! “大胆”顔&5速MT設定もアリ! アンダー250万円の「ルミオン」印に登場
厄介な「横断歩道を渡ってくれない歩行者」どう対策? 「どうぞ、どうぞ」進んだら検挙! 迷惑「通せんぼ横断者」に遭遇したらどうすべき? 警察に聞いてみた
みんなのコメント
記事の作者は充分気を付けて記事を作りましょう。