ボディサイズは日本専用にリファインされている
トヨタ自動車は、長年愛されるカローラのセダンとワゴンの新型モデルを発売した。同時に、すでに発売されているハッチバックタイプのカローラスポーツも一部改良している。
トヨタ新型カローラスポーツはCセグハッチの王者VWゴルフを超えられるか
新型カローラセダンならびにカローラツーリングは、ハッチバック同様にTNGAをベースに仕立てている。グローバルモデルとして海外でも販売されているが、国内向けは日本の道路事情に合わせて専用設計となっている。欧州仕様のワゴンと比較しても、全長はマイナス155mm、リヤオーバーハングはマイナス95mm、ホイールベースはマイナス60mmとなっており、全幅はマイナス45mmと取り回しの良さなどを追求している。
そのほかにも、ドアミラーを専用設計とし、格納時もよりコンパクトになるよう配慮。ドアトリムも厚みを従来型よりマイナス16mmとしたことで、乗り降りのしやすさにもこだわっている。
もちろん、TNGAによって走りも性能を向上させている。低重心化と先代よりも67%向上したねじり剛性によって、走りの基本性能は大幅に向上。また、視線変化を少なくしたり、旋回姿勢が決まりやすいリニアな荷重移動などを実現している。
パワートレインは3タイプを用意。ハイブリッド車とガソリンエンジン車は、排気量を1.5Lから1.8Lへと変更。気持ちいい加速を味わえる。さらに、ハイブリッド車にはE-Four(電気式4WD)を設定し、滑りやすい路面でも安定した駆動力を発揮する。
マニュアルモデルも用意され、ハッチバック同様に1.2Lターボエンジンと組み合わせる。6速となり、セダンならびにワゴン両方に設定されている。
もちろん、安全装備も充実している。自転車や夜間の歩行者検知も可能な最新のトヨタ・セーフティセンスを標準装備。駐車場などでの低速時に、壁や車両などを検知して衝突被害の軽減に役立つインテリジェントクリアランスソナーも、一部グレードを除いて標準化した。また、後方から接近してくる車両を検知し、衝突被害を軽減するリヤクロストラフィックオートブレーキをオプション設定している。
国内トヨタブランドとして初のディスプレイオーディを採用
インテリアは、インパネを薄型・ワイド化することで開放感を演出。上質感を高めつつ、視界の良さも実現させた。
シートはW×Bグレードに、スポーティシートを採用。座り心地の向上はもちろん、後席のニースペースも確保している。また、セダンのW×Bグレードはリヤシートが6:4に分割する可倒式としたことで、使い勝手の良さも高めている。内装色はW×Bグレードがブラックとホワイトの2トーン、そのほかは落ち着いた雰囲気のブラックとした。
また、今回のカローラセダン&ツーリング(スポーツ含む)から、国内トヨタブランドとして初のディスプレイオーディオを採用。スマートフォンと連動させることで、地図アプリや音楽の再生などがディスプレイ上で行うことが可能に。SmartDeviceLinkと名付けられたこの機能は、スマートフォンをBluetoothとUSBケーブルで接続することで、TCスマホナビやLINEカーナビなどのナビアプリ、音楽やラジオアプリをディスプレイ上で操作可能になるというもの。AppleCarPlayやAndroidAutoなども利用できる(税抜3万円のオプション扱い)。
ボディカラーは、W×Bグレードにスパークリングブラックパールクリスタルシャインを新規設定。ホイールやミラーカバーをグレーメタリックとしてコーディネートしている。S、G-Xグレードは、新規開発したセレスタイトグレーメタリックを加えた、全7色としている。
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