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ハスクバーナ『Vitpilen401』『Svartpilen』シリーズの2024年型モデルを発表。2018年以来のアップデートを実施

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ハスクバーナ『Vitpilen401』『Svartpilen』シリーズの2024年型モデルを発表。2018年以来のアップデートを実施

 KTMジャパン(ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパン)は2月22日、中型スポーツネイキッドモデル『Vitpilen(ヴィットピレン)401』『Svartpilen(スヴァルトピレン)401』『スヴァルトピレン250』の3車種の2024年モデルを発表した。発売時期は『スヴァルトピレン401』と『スヴァルトピレン250』は2024年3月から、『ヴィットピレン401』は同年4月からを予定している。
 
 ハスクバーナは、オフロードバイクで高い評価を受けているスウェーデンを代表するバイクメーカー。現在はKTM傘下に入り、KTMのブランドネームのひとつとして販売されている。その経緯から『ヴィットピレン』『スヴァルトピレン』シリーズは、KTMのストリートファイター『DUKE(デューク)』シリーズの兄弟車として開発された。

 前衛的なデザインの『DUKE』に対して、『ヴィットピレン』『スヴァルトピレン』は、ネオクラシックの要素が強いモデルとなっている。2023年11月に発表されたKTM『DUKE』のモデルチェンジに続き、今回『ヴィットピレン』『スヴァルトピレン』も2018年の発売以来“最大の技術的なアップデート”を実施した。
 
 シャシーにおける変更点は、『ヴィットピレン』『スヴァルトピレン』シリーズの俊敏性を維持する完全新開発のスチール製トレリスフレームや、期待通りのハンドリングを提供する軽量アルミニウム製スイングアームとWP製サスペンションの採用だ。

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 ホイールベースが延長されるとともにシート高が低められ、重量配分を改善。その結果、定評ある安定性を維持しつつもコーナリング性能の向上につながっている。さらに、オンロード色の強い『ヴィットピレン401』には軽量化された新しいハンドルバーが採用され、より応答性の高いハンドリングを実現している。
 
 『ヴィットピレン401』『スヴァルトピレン401』の進化したシャシーに組み合わされるのが、新型の399cc単気筒エンジンだ。先にモデルチェンジされたKTM『390 DUKE』と同様に、373ccだった2023モデルから約25cc排気量がアップされ、最高出力33kW(45ps)を発揮する。
 
 タイトな市街地や曲がりくねった道路で最高のパフォーマンスを発揮する『スヴァルトピレン250』は、軽量化された249cc、23kW(31ps)の単気筒エンジンを搭載。新しい軽量シャシー、アルミニウム製スイングアーム、アップライトなライディングポジションを組み合わせることで、コントロールされた確実な走りを実現している。
 
 さらに、装備面もアップデート。3車種ともに、強力な制動力を発揮するByBre製ブレーキ、クラッチレスでのギアチェンジを可能にするイージーシフトテクノロジーを採用している。また、オーバーコートデカールのプレミアム塗装仕上げと17インチホイールの装備により、ハスクバーナのプレミアムな造形を際立たせている。
 
 そのほか、『スヴァルトピレン250』にはWP製サスペンション、Bosch製デュアルチャンネルABS、新型5インチLCDディスプレイが採用され、快適なライディングを実現。『ヴィットピレン401』『スヴァルトピレン401』は、調整可能なWP製サスペンション、5インチ接着ガラスTFTディスプレイや、コーナリングMTC、切り替え可能なライディングモード、Bosch製コーナリングABSなどの先進のテクノロジーを採用している。
 
 大きな進化を遂げたハスクバーナの中型シリーズの希望小売価格は、『ヴィットピレン401』『スヴァルトピレン401』が79万9000円(税込)、『スヴァルトピレン250』が71万円(税込)。発売は『スヴァルトピレン401』『スヴァルトピレン250』が2024年3月から、『ヴィットピレン401』は2024年4月からの予定だ。

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みんなのコメント

1件
  • swe********
    欧州A2免許対応の401は豪華装備だが、アジアと日本向けの250はモノクロメーターだたりで排気量差以上に差別されてるのがなぁ。
    401と同じく欧州が主戦場の125はやっぱり豪華装備なだけに、250の訴求力が物足りない。とはいえ、401との価格差があまりないので、豪華装備にしたらそのわずかな価格優位性さえも消え去りそうだが。
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