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レンジローバー スポーツの新しい高性能バージョン「SV」がワールドプレミア

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レンジローバー スポーツの新しい高性能バージョン「SV」がワールドプレミア

 英国ジャガー・ランドローバー(JLR)は2023年5月31日(現地時間)、第3世代となる現行レンジローバー スポーツのハイパフォーマンスモデルを、「SV」のネーミングを冠して世界初公開した。

 先代のレンジローバー スポーツのハイパフォーマンスモデル「SVR」の実質的な後継モデルとなる新型レンジローバー スポーツSVは、レンジローバー スポーツ史上最も速く、かつ最もダイナミックで先進的なモデルであることを標榜する。

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 エクステリアに関しては、エアフローを強化したフロントエンドに形状を見直したボディサイド下部、カーボンファイバーフィニッシャーを配したリアビュー、4本出しテールパイプのアクティブエキゾーストシステムなどで構成。ボンネットはカーボンファイバー材で仕立て、合わせて“RANGE ROVER”のレタリングやフロントバンパーブレード、グリルサラウンド、ボンネットベント、サイドベントにもカーボンファイバー材を使用する。さらに、足もとには鋳造アロイホイールと比較して40%以上の軽量化を果たしたカーボンファイバー製23インチホイールをオプションで設定。すべての軽量オプションを組み込んだ際は、既存のP530比で総重量76kgの軽量化を成し遂げる。また、タイヤにはフロントが285mm幅、リアが305mm幅のミシュランPILOT SPORT 4オールシーズンを装着。そして、制動機構には混合メタルデュアルキャストブレーキを標準で、カーボンセラミックブレーキをオプションで採用し、いずれも専用のブレンボ製8ピストンOctymaフロントキャリパーを組み合わせたうえで、キャリパー色にイエロー、レッド、カーボンブロンズ、ブラックを設定した。

 内包するインテリアは、SVロゴを配したサムグリップ付きステアリングホイールや半透明エッジリット付きギアシフトパドル、SVカーボンファイバーフィニッシュ、ブラックセラミックのギアシフターなどを専用装備。前席には背面に専用のサテンカーボンファイバーを使ったヘッドレスト一体型SVパフォーマンスシートを配備し、合わせて表皮に廃棄物ゼロの3Dニットテキスタイルを使用したUltrafabricsを導入する。さらに、前席の乗員がサウンドを全身で感じることができ、ウェルネス効果を備えた多次元オーディオ体験を提供するボディ&ソウルシート(BASS)を採用。SUBPACの触覚オーディオテクノロジーやMERIDIANシグネチャーサウンドシステムとともに、魅力的で没入感のある音響空間を実現した。

 パワートレインには最高出力635ps、最大トルク750Nmを発生する、MHEV(マイルフドハイブリッド)テクノロジーを配した4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジンを搭載。トランスミッションには専用セッティングの電子制御式8速ATを組み合わせ、駆動機構にはAWDを採用する。性能面では最高速度290km/h、0→100km/h加速3.8秒を実現し、合わせてCO2排出量を従来のSVR比で15%低減した。

 一方でシャシーには、油圧連動式ダンパー、高さ調整可能なエアスプリング、ピッチコントロールを組み合わせた革新的なセミアクティブシステムの6Dダイナミクスサスペンションシステムを世界初採用。従来設定していたアンチロールバーを不要とし、コーナリングや加速時にピッチおよびロールを大幅に低減させてボディを水平に近い状態に保つ。また、選択したドライブモードに応じて通常パターンよりも車高を10~25mm低く設定し、SV独自にチューニングしたインテリジェントオールホイールドライブやオールホイールステアリング、トルクベクタリングバイブレーキング、コンフィギュラブルダイナミクス、アクティブロッキングリアディファレンシャルなどとシームレスに連動して、スポーツカーを彷彿とさせるドライビングエクスペリエンスを具現化した。

 なお、初年度のレンジローバー スポーツSVは特別仕様車の「レンジローバー スポーツSV エディションワン(RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE)」のみを設定し、招待を受けた限られた顧客だけに販売。すでにグローバル市場において全車の割り当てが決定しているという。

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みんなのコメント

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  • レクサスには信者が沸いて、こういう車には小中学生しかカキコしないようだ・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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