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マイナーチェンジを図ったベントレー「ベンテイガ」の生産がいよいよスタート

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マイナーチェンジを図ったベントレー「ベンテイガ」の生産がいよいよスタート

ベントレーが大幅改良を行ったスーパーラグジュアリーSUV「ベンテイガ」の量産を開始。まずは4.0L・V8モデルから市場投入

 英国ベントレーは7月20日(現地時間)、マイナーチェンジした「ベンテイガ」の生産をクルー本社工場で開始したと発表した。

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 クルー工場では新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防止するため、入念なライン配置の変更やソーシャルディスタンスの確保など、250項目あまりの新ガイドラインを策定して実施。従業員の徹底した安全確保を行いながら、徐々に操業ピッチを上げてきた。そして、マイナーチェンジしたベンテイガの生産開始によって、ほぼフル稼働の状態になったという。なお、ベンテイガの生産ラインには100名超の従業員が携わり、43の工程を経てラインオフに至るそうだ。

 改めてマイナーチェンジ版ベンテイガの特徴を紹介しよう。まずエクステリアでは、フロントセクションのデザインを大幅に見直したことがトピック。具体的には、左右各82個のLEDを内蔵してクリスタルカットガラスのようにアレンジした楕円形のLEDマトリクスヘッドライト、大型化して存在感を高めた専用グリル、左右各ワイパーアームに22のウォッシャージェットを組み込んだ新開発のウェットアームワイパーなどを採用した。

 リアビューの造形も刷新し、ほぼ車幅いっぱいに開閉するリアゲートに、そのゲート内に配した楕円形のコンビネーションランプを新装備。また、リアトレッドは20mmほど拡大し、ホイールアーチ内のホイール設定位置も変更する。さらに、21インチまたは22インチのホイール自体にも新デザインを取り入れた。

 内包するインテリアは、インパネやドアトリム、ステアリングホイール、シートといった主要パーツのデザインを変更し、ラグジュアリー感や機能性をいっそう向上させる。また、最新のインフォテインメントシステムを設定し、合わせて10.9インチディスプレイがベントレーの翼をイメージして仕立てたダッシュボードにシームレスに組み込まれる。さらに、より見やすいグラフィックへと刷新し、同時に機能表示のバリエーションも増やした新タイプの高解像度デジタルメーターを装備した。

 パワーユニットに関しては、4.0L・V8エンジン(3996cc・V型8気筒DOHC直噴ツインスクロールターボ。550ps/770Nm)から市場投入を開始。そして、2020年内にプラグインハイブリッド、W12エンジンを搭載した「ベンテイガ スピード」を追加する予定である。

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