■グランエースをベースにしたキャンパーは2020年5月発売予定
岐阜県・可児市に本社のあるキャンピングカーメーカー「トイファクトリー」は、トヨタ「グランエース」をベースにしたコンセプトモデル「アーバン・キャンパー」を製作、2020年1月31日から2月2日まで千葉・幕張メッセで開催されている「ジャパンキャンピングカーショー2020」にて初公開しました。
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グランエースは、2019年12月16日に登場したばかりのトヨタの新型高級ワゴン。全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmというワイドなボディサイズを持ち、3列シート6人乗りの「プレミアム」と4列シート8人乗りの「G」の2グレードを用意しています。
室内長は3290mm、室内幅は1735mmとゆとりのある空間を実現。3列シートの「プレミアム」は、2列目/3列目各2席の4席に専用のエグゼクティブパワーシートを採用。座り心地の良さに加えて、パワースライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱シート、格納式テーブルなどを装備しています。
搭載されるエンジンは、177馬力/450Nmを発生する2.7リッター直列4気筒ディーゼルターボで、WLTCモード燃費は10.0km/Lです。
今回、トイファクトリーが日本キャンピングカーショー2020で展示した「アーバン・キャンパー」は、このグランエースをベースにしたモデルです。
グランエースの持つ快適な室内装備はそのままに、新たにポップアップルーフを装備、ルーフ上に大人2人が就寝できるベッドルームを実現しています。
「このモデルはあくまでもコンセプトモデルとして展示していますので、車両価格などは未定となっています。発売次期につきましては、2020年5月初旬以降を予定しています」とトイファクトリー担当者はコメントしました。
量産モデルでは、フルフラットシートや回転シートを備えるシートレイアウトを展開する予定だといいます。
■過去最大規模・300台以上のキャンピングカーが集結
2020年1月31日から2月2日まで、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャパン・キャンピングカーショー2020」は、出展台数が300台以上、展示面積は過去最大だといいます。
これは、日本でのキャンピングカー市場が盛り上がっている証拠でもあります。日本RV協会の調査によると、2005年の約5万台から堅調に推移し、2019年7月には11万台を突破しています。販売総額も増加し、2018年は過去最高の約458億円となっています。
ジャパンキャンピングカーショーの会場には、200万円台のお手ごろな車両から、2000万円を超える豪華な車両までさまざまなキャンピングカーが並んでいました。フィアット「DUCATO」をベースとした業界初のキャンピングカー、VANTECH「V670」など話題のモデルも展示されています。
ただし、やはり今回の出展車両の中心は、トヨタ「ハイエース」をベースとしたキャンピングカーになります。
ある出展社の担当者に話を聞きました。
「ハイエースは商用車ベースということもあり、室内空間をキャンパー仕様にカスタマイズするのには最適な車両です。全幅も標準ボディで1695mm、ワイドボディでも1880mmです。グランエースの全幅は1970mmですので、キャンピングカーのベース車両にするには、ここがネックになってくると思います」
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