東京発、2024年12月3日
12月1日で創業110周年を迎えたマセラティは、この特別な日を記念し、日本時間同日に「Celebrazione dei 110 Anni di Maserati(チェレブラツィオーネ・デイ・チェントディエーチ・アンニ・ディ・マセラティ)」、日本語で「マセラティの110周年のお祝い」を意味するイベントを開催した。
【画像】マセラティ、創業110周年記念イベントの様子をみる 全211枚
本イベントでは、110年の歴史を辿るのにふさわしい、新旧あわせて110台のマセラティとオーナーが東京プリンスホテルに集結。
会場では8月にアメリカ・ぺブルビーチで発表したばかりの新型「GT2ストラダーレ」のお披露目が行われたほか、午後には希望者による大規模ツーリングイベントも実施された。
ツーリングの締めくくりには、参加した車両で巨大なトライデントのマークを描き、ドローンで記念撮影を行うなど、この特別な日を象徴する演出が展開され、数々の多彩で華やかなプログラムを通じて、参加者全員が110周年の節目を心から祝う一日となったと発表された。
「Celebrazione dei 110 Anni di Maserati」
当日、会場となった東京プリンスホテルには朝早くから110周年にちなんだ新旧110台のマセラティが集結。集まった車両の中にはクラシックカーとして珍しい車も多く、スカリエッティがボディを制作したことで世界に1台しかないとされる「A6GCSスカリエッティ」をはじめ、「3500GT」や「ミストラル」、初代「ギブリ」のほか、オリジナリティの極めて高いことで注目を集めた「メキシコ」等が並んだ。
イベントの幕開けにはこれら歴代の車を前に、マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンの会長である越湖信一氏と共に、モータージャーナリストの吉田拓生氏、マセラティジャパン代表取締役 木村隆之によるトークショーが開催された。3名が各車両を順番に回り、マセラティの歴史を丁寧に解説し、来場者は興味深く聞き入った。
「GT2ストラダーレ」のお披露目
次に会場を中に移し、今度はマセラティの最新作であり、公道車両としては最もパワフルなネットゥーノエンジンを搭載した「GT2ストラダーレ」がお披露目された。
この車は8月にワールドプレミアを果たしたばかりで、この度日本で開催された110周年イベントのために、特別に空輸されたものだという。
この記念イベントの司会進行はマセラティ「スパイダー・ザガート」の元オーナーでラジオDJやナレーターとして活躍中のDJ TARO氏が務め、マセラティ・ジャパン業務執行取締役 ジェネラルマネージャーの玉木一史が「GT2ストラダーレ」の解説を行った。
玉木は「GT2ストラダーレ」がレーシングカーに匹敵するパフォーマンスを実現しつつ、日常でも素晴らしいドライビング体験を提供する車の一台であることを強調したほか、モータースポーツの伝統とGT2レースの車両から受け継いだデザインにより、どんな走行環境でも最高のフィーリングと快適性を実現できる車であることを述べた。
2名のサプライズゲスト
その後、サプライズゲストとして、エンターティナーの城田優氏が本イベントのアンバサダーとして登場すると、会場のお祝いムードはさらに上昇。クルマが大好きと語る城田氏は、今回初めてグランカブリオを試乗した感想を、
「マセラティのオープンカーは初めて運転しましたが、驚きました。乗り心地はもちろんですが、ドライブモードによって印象が違い、特にコルサモードにした時の加速に胸が高鳴りました」
「日ごろ僕は音楽を楽しみながらドライブを楽しむことが多いので、次はマセラティが音響システムにこだわったというソナス・ファベールの音を楽しみながら運転してみたいと思いました。今回の試乗でマセラティには高いクラフトマンシップのこだわりを感じましたし、エレガントでその場を一瞬にしてラグジュアリーに変えるクルマだと思いました」と語った。
さらに、サプライズゲストとして、ピニンファリーナ在籍中に「クアトロポルテ」や「グラントゥーリズモ」のデザインを手がけたKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏が登場。
奥山氏は、マセラティの110周年へ向けた祝辞を述べ、長年にわたるブランドの歴史とデザインの卓越性を称えた。その言葉は、会場に集まったマセラティのオーナーやファンにとって特別な瞬間となり、この記念すべきイベントにさらなる華を添えるものとなったという。
その後のツーリングイベント
午後には、イベント参加者を対象に東京から千葉まで約2時間のツーリングイベントを開催。
参加者には、GPSと連動した音声型ARアプリ「emorip」を通じて、イベントの司会進行を務めたDJ TARO氏によるトークと音楽で構成されたオーディオコンテンツが提供された。これは今回のイベントのために特別制作されたもので、マセラティの華やかな世界観や情熱的な美学が存分に楽しめる内容となったという。
設定されたスポットを通過するたびに、その場所にちなんだコンテンツが流れる仕様となっており、オーナーはこの日限りの特別なコンテンツを楽しみながら、約105kmの道のりを思い思いにドライブし、特別なひとときを満喫していた。
最後にゴール地点の千葉へたどり着くと、ツーリングイベントに参加した全車両一台一台が、巨大なトライデント(三叉槍)のロゴを作り上げた。その瞬間は上空からドローンによって捉えられ、記念すべき日の象徴として刻まれた。
続いて始まったフィナーレでは、眩い光と熱い炎が織りなすドラマチックな演出で観客を魅了し、そのクライマックスを打ち上げ花火が華やかに彩り、それはまるでブランドの情熱と革新を祝福するかのように、夜空に光の花々が咲き誇った。
参加者は、愛車とともにマセラティの歴史を辿るこの特別なツーリングを通じ、ブランドが培ってきた卓越した技術と革新のスピリットを深く体感する貴重な一日になり、マセラティの魂を共有する感動の一ページとして記憶に刻まれたとマセラティは述べている。
マセラティジャパン代表取締役 日本・韓国統括責任者の木村隆之
「マセラティにとって記念すべき110周年の日に、110組のオーナー様とこの日を共に祝えたことを心より嬉しく思っています。本日改めて一同に歴史に名を刻む貴重な車を見ることができ、各車両の状態の美しさはさることながら、これだけ多くの日本のオーナー様がマセラティを長く大切に愛してくださったことを改めて実感できた日でした。
また最新モデルをお持ちのオーナー様も多数ご参加くださり、新旧のオーナー様が一同に会してマセラティの歴史を共有できたこと、そして今日集ってくださった皆様が新たなマセラティコミュニティーとなって、未来を作っていくのだと確信しました。
ツーリングイベントの最後に一つのトライデントを参加者全員で形成できたことも、マセラティの110周年を祝う相応しい内容だったと感じています。マセラティでは今後もオーナー様と歴史と革新を共有しながら、高揚感を味わっていただけるようなイベントを実施し、さらに次の歴史を作っていきたいと思います」
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