タイで人気のトヨタ『カローラクロス』は今年2月に初のマイナーチェンジを実施。バンコクモーターショー2024(第45回バンコク国際モーターショー)にも展示されたが、注目なのが日本にはない「GRスポーツ」の存在だ。
フロント周りをワイルド感を強調する標準仕様とは異なる“顔つき”として独自のアイデンティティを主張。そこに太いバンパーカラーを差し込んで一段と力強い印象を与え、バンパーラインから下側の開口部は大型化。最下部にはアンダーカバー風の処理も施す。これによって同じ車種ながら“別モノ”感を上手に演出していると言っていいだろう。
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リア周りではテールランプレンズをクリアとしているのが標準仕様と異なる。さらにフロント同様、バンパー下部にアンダーカバー風のデザインを施すことでノーマルとの違いを印象づけている。
一方で、ヘッドランプ周りは標準仕様と同一。インテリアや先進安全装備の変更点も通常モデルと同様だが、GRスポーツのロゴマークがフロンドヘッドレスト部に刻まれていた。なお、GRスポーツのパワートレインは、ハイブリッドモデルのみだ。
ボディカラーは、ブラックとホワイトもしくはレッドとブラックのツートンの3色。GRスポーツの価格は125万4000バーツ(約520万円)と、結構な高価格モデルとなる。
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