ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、2023年シーズンのタイトル争いはレーシングキャリアの中でも最もハードな戦いになっていると語った。
バニャイヤは2022年にMotoGPで初王者に輝き、今シーズンは連覇を狙い好スタートを切った。ただ中盤戦以降ホルヘ・マルティン(プラマック)に急激に追い上げられ、終盤戦では両者による接戦が続いている。
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第19戦カタールGPではマルティンが決勝レースでタイヤに問題を抱えて失速し10位に終わった一方で、バニャイヤが2位を獲得。ポイント差が21点に広がったため一気に状況はバニャイヤ有利となり、最終戦バレンシアGPのスプリントレースで彼のタイトル獲得が決まる可能性もある。
2022年にファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)に23ポイント差をつけて最終戦に挑んでいたことを思い出させる状況にあるが、バニャイヤとしては同じマシンに乗っているマルティンとの争いはより厳しいものがあるという。
「最もハードな状況だというのは確かだね。僕は今シーズンたくさんミスをしてきた。もっと多くのポイントを獲得できたこともあったのに、同じくらいミスを犯してしまっていて、バトルが続いている状況で最終戦にたどり着いた」
バニャイヤはそう語る。
「予選やスプリントでとても強くエネルギッシュなライダーと相対するのは、簡単じゃない。それが僕と同じバイクを使っていて、データもシェアしているならなおさらね」
「だから昨年と比べてもかなり大変だ。でも日曜日に僕はとても強いから、この状況も上手く対処できると思う」
「でもバレンシアでは、土曜のフィーリングをかなり改善する必要があるというのも確かだろうね」
バニャイヤは最終戦で昨年同様にナーバスなフィーリングとなるだろうと認めている。その中でも、普段通りに週末を進めていくことがベストな対処だろうと語った。
「正直、レースへの挑み方やプレッシャーに影響されないようにする方法は、とにかく最大限のことをしようとすることだけだと思っている。可能な限り最善のレースをしようと集中するだけだよ」
「昨年は正直、バレンシアではかなりまいっていた。23ポイントのギャップがあってもね」
「大体同じような状況で今年のバレンシアを迎えていると思うけど、既に準備はできている」
「一番心配なのは天候だ。(決勝日の)26日に何が起こるかは決して分からないからね」
「僕らは率直に言ってベストなポジションにある。21ポイント先行していて、ホルヘは相当プッシュする必要があるだろう。僕らは少しマネジメントすることができるんだ」
「ただそうやってマネジメントを考え始めるのは、プレッシャーへの対処方法でベストなモノじゃない。だから普段のレースウィークと同じルーティン、同じ戦略でやっていくことに集中する必要があるだろうね」
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