■新デザインのキドニーグリル+LEDヘッドライトで精悍な顔つきに
BMW AGは2020年5月27日、5シリーズセダンとツーリングをマイナーチェンジした新型モデルを初公開した。
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BMW 5シリーズは1972年に登場したBMWのミドルクラスセダン・ツーリングで、欧州ではEセグメントに分類されるモデルだ。
現行モデルは2016年に本国で発表された7世代目で、日本には2017年に上陸。すでに全世界の販売台数は60万台を突破している。
今回登場した改良新型のハイライトは、大幅なエクステリアデザインの刷新にある。
フロントには幅広で高さもアップした新デザインのキドニーグリルを備えている。またスリムな形状になったアダプティブLEDヘッドライト「Lシャープライトグラフィック」を組み合わせ、全体的に従来モデルよりもシャープな印象になっている。
18インチから20インチのアルミホイールデザインも一新された。とくにオプションの20インチホイールでは「BMWインディビデュアル エアパフォーマンスホイール」を初めて用意している。これはホイールの重量と空気抵抗を最小限に抑える革新的なデザインを備えているものだ。
LEDリアライトも新型のLシャープデザインに変更された。これは3次元に立体的に見えるグラフィックとなっている。またすべてのグレードのテールパイプフィニッシャーが台形デザインに変更された。
インテリアでは、センターコンソールのコントロール部分がハイグロスブラック仕様に変更されたり、トリムストリップを新デザインにするなど、細部にわたり磨きがかけられた。また10.25インチの標準コントロールディスプレイに加え、オプションで12.3インチのディスプレイも用意されている。
ナビゲーションシステムは、新たにクラウドベースの「BMW Maps」を採用。これは非常に短い間隔で更新されるリアルタイムの交通データをもとに、ルートと到着時間を高速かつ正確に計算するものだ。ドライバーは目的地を選択するときに任意の単語を入力するだけという。
またApple CarPlayに加えてAndroid Autoにも標準対応する。ワイヤレスでスマホと接続可能だ。
パワートレインでは、ガソリン・ディーゼルともにすべての4気筒および6気筒エンジン用に新たに48Vマイルドハイブリッドシステムが導入されている。11psを発生するモーターアシストでエンジンの負荷を軽減、パワーを向上させる。
プラグインハイブリッド(PHEV)では、ラインナップを拡大、新たに直列6気筒エンジンと組み合わせた「545e」を2020年秋から発売する予定だ。またすべてのPHEVでは新しいBMW「eDriveゾーン」機能を搭載。これはグリーンゾーンに入ると自動的にEVモードに切り替わるものだ。
改良新型5シリーズセダン、およびツーリングのラインナップは以下のとおり。
●プラグインハイブリッド
「530e」「545e xDrive」
●ガソリンモデル
「520i」「530i」「530i xDrive」「540i(セダンのみ)」「540i xDrive」「M550i xDrive(セダンのみ)」
●ディーゼルモデル
「520d」「520d xDrive」「530d」「530d xDrive」「540d xDrive」
なお、日本への導入時期は未定だ。
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みんなのコメント
どんどん醜くなっていくなあ(笑)