■見た目だけじゃなく、本当に「効く」エアロパーツ
ベントレーは、「フライングスパー」に新しい「スタイリングスペック」を導入した。これにより、フライングスパーのオーナーは、世界最速レベルを実現するフライングスパーのスポーツ性を強調し、他の追随を許さないパフォーマンスに見合うように、愛車であるフライングスパーにさらにスポーティさを与えることができるようになった。
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スタイリングスペックには、大規模な開発プログラムを経て、正確な公差で手作業にて製作された高光沢カーボンファイバー製のパーツが含まれている。構成パーツは次のとおりだ。
・フロントバンパースプリッター
・メタリックのベントレーバッジ付きサイドスカート
・リアディフューザー
・トランクリッドスポイラー
それでは、詳しくスタイリングスペックについて解説しよう。
キャビンスペースを飾るウッドパネルと同様に、カーボンファイバー製のエクステリアコンポーネントは、クルマのセンターライン全体でミラーマッチされており、正確な視覚的アピールを実現した。
カーボンファイバーの織り方は2×2ツイルパターンを採用し、すべてのコンポーネントが同じ方向に織られているため、一貫性が保たれている。また、カーボンファイバーは何層にも重ねられており、それぞれが最適な強度と耐久性を確保しつつ、軽量化を実現している。
サイドスカートには、立体的に電鋳されたベントレーバッジを配した絶妙なディテールが施されている。バッジの輪郭は、ラッカーオーバーコートに気泡が発生するリスクを最小限に抑えるために、スタイリングスペックのために特別に開発されたもので、人目を引く多面的な外観を実現している。
●厳しいテストを経てようやく製品化される
スタイリングスペックは、フライングスパーの空力性能を補完するために特別に設計された真のエアロパーツである。まず最初に、数値流体力学(CFD)ソフトウェアを使用して、前後のリフト量や全体的な抗力などの空力性能を評価して設計されている。
また、パワートレイン冷却、ブレーキ冷却、騒音、振動、ハーシュネス(NVH)への影響についてもシミュレーションがおこなわれている。
さらに、PDC(パークディスタンスコントロール)からレーダーシステム、車載通信やエンターテイメント用のアンテナに至るまで、スタイリングスペックのカーボンファイバー部品が車両システムに与える影響を最小限に抑えるように、電気試験もおこなっている。
これらのバーチャルな評価が完了して初めて、最初の物理的なプロトタイプが製造され、風洞やテストコースで改良が加えられた。また、部品は、トップスピードを含むあらゆる走行条件で、加速時とブレーキング時の安定性、フィーリング、性能についても評価され、ベントレーのドライビングダイナミクスが維持されていることが確認済みだ。
こうして機能性が認められた部品は、次にさまざまな検証テストで試されることになる。たとえば10万kmの車両全体の耐久性テストを含む耐久性プログラムから、ウェーディング、縁石への衝突、悪路での走行などの悪路走行テストといった具合だ。
すべてのテストと開発作業が完了すると、製造工程は何回もの開発サイクルを経て洗練され、ベントレーに求められる厳しい要件を満たす一貫した再現性のある製造公差を得ることができるようになる。こうして3Dスキャンと公称計測値との比較により、製造精度が評価され、ボディに完璧にフィットするパーツが完成するのである。
* * *
スタイリングスペックは、ベントレーの販売店ネットワークを通じて後付けキットとしてオーダーが可能で、当然新車購入の際にもオーダーすることができる。
後付けのスタイリングキットとしてオーダーする場合、メーカー希望小売価格は138万1020円(消費税別:別途工賃)となる。
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